プレシディオ配給『映画「ブラフマン」』の完成披露先行上映会が6月30日夜、新宿バルト9で行われ、箭内道彦監督、BRAHMANのボーカルTOSHI‐LOWが登壇し、舞台挨拶を行った。
同作品は、今年結成20周年を迎えたロックバンド、BRAHMANの素顔に迫るドキュメンタリー。タワーレコードの「NO MUSIC,NO LIFE.」キャンペーン、広瀬すずの「ゼクシィ」CMなどを手掛けてきたクリエイティブディレクターの箭内道彦が、映画監督デビューを果たした。
舞台挨拶イベントは終始、二人の仲の良さが表れるものだった。箭内はお披露目を迎えた今作について、「BRAHMANのことを嫌いな人は好きになるだろうし、BRAHMANのことを知らない人も色々と考えさせられるきっかけになると思います」と自信をコメント。
一方、この日まで映画を観ていなかったTOSHI‐LOWは「TOSHI‐LOWが観たらすげー傷つくかもしれないよ、って言われたから、俺あまり観たくないかも」と不安な表情を見せたが、イベント終了後に観客と一緒に観るといい、「観るのを楽しみにしてます。ただ、観た後に文句は言います」と会場の笑いを誘いつつ、イベントを締めくくった。
製作委員会は、プレシディオ、トイズファクトリー、タクティクスレコーズ、日販、ムサシノ広告社で構成。主題歌はBRAHMAN「其限 ~sorekiri~」。語りをKen Yokoyama、井浦新、りょうが務める。7月4日より新宿バルト9ほか2週間限定公開。