閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

東映『仮面ライダー』最新作ほか、製作会見

【FREE】東映『仮面ライダー』最新作ほか、製作会見

2015年06月11日
東映『仮面ライダーニンニンジャー』製作発表会見 東映『仮面ライダーニンニンジャー』製作発表会見

 東映配給『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』『手裏剣戦隊ニンニンジャーTHE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!』の製作発表会見が10日に都内・品川プリンスホテルで実施された。8月8日(土)より全国ロードショー。

 両作品は、2本立て上映されるもの。01年から開始し、今年で15年目の節目を迎える「東映 2大ヒーロー夏祭り」の作品として製作される。また、いずれもTVシリーズとして放送中。『仮面ライダードライブ~』は、平成仮面ライダーシリーズの第16弾として、バイクという従来の乗り物ではなく、車に乗る仮面ライダーの活躍を描いたもの。劇場版ゲストは、千葉真一を父に持つ真剣佑、タレントの筧美和子、柳沢慎吾。『手裏剣戦隊ニンニンジャー~』は、今年40周年を迎えた「スーパー戦隊シリーズ」の第39作品として、忍者をモチーフとし、一人前を目指す忍者の卵たちが駆け巡る姿が人気を得ている。劇場版ゲストは、お笑いコンビFUJIWARAの藤本敏史。製作委員会は、東映、テレビ朝日、東映アニメーション、東映ビデオ、アサツー ディ・ケイ、東映エージエンシー、バンダイ。

 会見冒頭、白倉伸一郎東映取締役が登壇し、「毎年恒例となった夏の興行であるが、当初は、『仮面ライダーを映画館で誰が見るんだよ』といったふうに総スカンを受けていた。しかし、皆様のご支持を頂き、今日まで継続できた。ある種、15年という節目を一区切りとし、来年には、また別の工夫を凝らした形でお目見えするのかなと考えている。今年に関しては、今年が最後だという初心に戻った気持ちになり、3つの注意点を意識し製作した。1つ目は、TVシリーズの視聴者に満足してもらえること。2つ目は、1つ目の注意点と一見矛盾しているが、映画ならではの可能性も忘れないこと。TVを見ていない人も楽しめる単発作品としての娯楽性を追求している。劇場版ゲストを大事にすることが、その娯楽性に機能すると考える。3つ目は、『仮面ライダードライブ』もいつかは終わる。終わるということは、新ライダーが必要になってくる。その姿が、本作に見えたり見えなかったり…」と今後の展望に触れながら語った。

 会見では、『仮面ライダードライブ~』より、柴﨑貴行監督、出演の竹内涼真、劇場版ゲスト、主題歌「re‐ray」を歌う松岡充らが登壇。また、柳沢慎吾のビデオメッセージも上映された。『手裏剣戦隊ニンニンジャー~』より、中澤祥次郎監督、出演の西川俊介、劇場版ゲスト、主題歌を担当する伊勢大貴らが登壇した。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。