戦後70周年を記念して製作された『おかあさんの木』(配給:東映)の完成披露会見が28日に、銀座・東映本社で実施され、磯村一路監督、出演の鈴木京香が登壇した。
鈴木は7人の息子を戦地に送り出す母親役を演じている。息子役として、青年期、幼少期を演じた三浦貴大、細山田隆人、大鶴佐助、大橋昌広、石井貴就、安藤瑠一、西山潤(以上青年期)、永峯海大、溝口太陽、工藤大空飛、阿部大輝、高木煌大、加藤瑛斗、戸塚世那(以上幼少期)の14人が会場に駆け付け、賑やかな会見であった。鈴木は、「撮影中は坊主頭だったのに、みんな髪の毛が伸びた。幼少期組は少し背が高くなった気もする。本当の子どもの様に思う」と再会を嬉しそうな様子で語ると、劇中のシーンに倣い、おしるこを14人の子どもと磯村監督に振る舞った。磯村監督は、「零戦や戦艦大和も出てこないが、まぎれもない戦争映画だろう。この人数の子どもたちを相手に、鈴木さんは母の役を頑張ってくれた。是非俳優さんを見てほしい」と映画について語った。6月6日(土)より全国ロードショー。