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高田漣「感慨深い」思い出の場所で父カバー

【FREE】高田漣「感慨深い」思い出の場所で父カバー

2015年04月23日
高田漣 高田漣

 4月15日に没後10年を迎えたフォークシンガー高田渡さんの長男で音楽家の高田漣が22日、父・渡さんとの思い出の場所、焼鳥屋「いせや公園店」(東京・吉祥寺)で渡さんの楽曲を歌うトリビュートイベントを開催。WEB公募で当選したファン約50名が集まった。

 同イベントは渡さん初のオールタイムベストアルバム「イキテル・ソング~オールタイム・ベスト~」と高田が渡さんの楽曲をカバーしたトリビュートアルバム「コーヒーブルース~高田渡を歌う~」の発売(共に4月15日、キングレコード)を記念して行われたもの。

 会場の「いせや」は渡さんが生前頻繁に訪れていたお店で、高田も小さい頃一緒に連れられてきたという思い出の場所。高田は「他のどこでやるよりも高田渡を偲ぶには相応の場所」と話し、父の曲「仕事さがし」「コーヒーブルース」「自転車にのって」「ヴァーボン・ストリート・ブルース」「フィッシング・オン・サンデー」などをギターの弾き語りで披露。「父がお酒を飲んでいる横で焼売を食べていた場所で(イベントを)やるなんて感慨深いです」と話し、ファンと共に亡き父を偲んだ。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。