アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2015」(主催:SS実行委員会)製作『しゃぶしゃぶスピリット』の完成披露会見が25日に虎ノ門・アンダーズ東京で実施された。
登壇者は、監督のYuki Saito、出演の渡辺大、森田彩華、竹内晶子、タレント/料理研究家の吉田真希子、同映画祭ディレクター東野正剛氏、京都造形芸術大学教授/「15ミラノ~」国際日本館展示クリエイター竹村真一氏、農林水産省食料産業局食品小売サービス課外食産業室長山口靖氏、さらに、スペシャルゲストとして年頃の娘を持つアニマル浜口、料理界きっての伊達男ベリッシモ・フランチェスコ。
同作は、農林水産省とタイアップし、日本食・食文化の魅力を国内外に発信することを目的とした特別短編映画。結婚の挨拶にやってきた娘の彼氏が、旦那にふさわしい男かどうか、しゃぶしゃぶの食べ方を通して父親が値踏みをするコメディタッチの作品。尺は10分32秒。5月1日からミラノで開催される「15年ミラノ国際博覧会」内日本館でも上映。なお、短編5作を選出した「和食プログラム」と同時に25日より世界に向けてWEB配信されている。
会見では、浜口がフランチェスコと共に、お馴染みの「気合いだ!」10連発と「和食だ!ショートフィルムだ!ミラノ博だ!」とエールを送り、会場を盛り上げた。監督は「作法・伝統があってこそ和食は、世界に認められていると思う。それを映画として表現しやすい料理が、しゃぶしゃぶだった」とコメントした。東野氏は「短い時間の中でいくつものメッセージが凝縮されている。ミラノで紹介する時にも喜んでもらえると思う」と語った。映画祭は、6月4日から15日まで東京と横浜を中心に開催。