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日本映画&時代劇ch、戦後70年企画は黒澤明

【FREE】日本映画&時代劇ch、戦後70年企画は黒澤明

2015年03月12日

 日本映画専門チャンネルと時代劇専門チャンネルは「戦後70年共同企画」を1月から展開しているが、その第4弾として3月から「監督 黒澤明の仕事」を総力特集する。黒澤明は1910年3月23日生まれ、この3月に生誕105年を迎える。88年の生涯で残した全30作品は戦前から戦後を経た現在に繋がるものがある。

 日本映画専門chでは現代劇19作品を、時代劇専門chでは時代劇11作品をそれぞれ順次放送する。さらにオリジナル番組「監督 黒澤明と歩んだ時代~世界は今も夢をみる~」(全5回)も放送する。スクリプターとして作品を支えた野上照代、黒澤監督の長女で映画衣装デザイナーの黒澤和子、黒澤監督と親交の深かった北野武監督、黒澤作品についての著書もある映画評論家の佐藤忠男などの証言から黒澤作品の深淵に迫っていく。また「黒澤明監督作品 劇場予告編集1&2」を放送している。

 日本映画専門ch/土曜20時放送▼3月=14日『姿三四郎』、21日『一番美しく』、28日『續姿三四郎』▼4月=4日『わが青春に悔なし』、11日『素晴らしき日曜日』、18日『酔いどれ天使』、25日『静かなる決闘』

 時代劇専門ch/日曜19時放送▼3月=15日『虎の尾を踏む男達』、22日『羅生門』(デジタル完全版)、29日『七人の侍』▼4月=19日『蜘蛛巣城』、26日『どん底』

 両チャンネルは、戦後70年を迎える今年、1月から「植木等劇場」、「李香蘭、そして山口淑子」、「ある日本映画史~長門裕之と津川雅彦の場合」など、時代を映してきた映画や時代劇を共同企画として届けている。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。