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曽根中生監督、湯布院映画祭にゲストで参加し、
20数年ぶりに映画業界に復帰

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曽根中生監督、湯布院映画祭にゲストで参加し、
20数年ぶりに映画業界に復帰

2011年08月08日

 「嗚呼!!花の応援団」(’76)や「夜をぶっとばせ」(’83)で知られる曽根中生監督が、8月24日(水)~28日(日)に開催される第36回湯布院映画祭にゲストで参加(予定)し、20数年ぶりに映画業界に復帰する。

 曽根中生監督(本名:曽根義忠/1937年10月1日群馬県生まれ)は、1962年東北大学文学部を卒業後、日活に入社。「色情女浮世絵師」(’72)や「実録白川和子裸の履歴書」(’73)などにっかつロマンポルノを数多く監督する一方、「嗚呼!!花の応援団」(’76)や「唐獅子株子会社」(’83)など一般映画も監督、「フライング飛翔」(’88)を最後に経営する映画専門学校が倒産。1990年代初頭、借金を抱え業界から退き、借金を返すため「ダンプの運営士をしている」借金から逃れるため「敵対するヤクザ組織に入った」といった噂から、死亡説さえ流れていた。荒戸源次郎監督も何度か行方をくらますたびに復帰を果たしている。今回の曽根氏も、借金問題が解決したので湯布院映画祭のゲスト出演を快諾したと言われており、再び業界で活躍することを期待したい。


☆第36回湯布院映画祭上映作品

前夜祭・8月24日=「次郎長青春篇 つっぱり清水港」('82)

8月25日=「必死剣鳥刺し」('10)「犯人に告ぐ」('07)「傷だらけの天使」('97)「今度は愛妻家」('09)

8月26日=「悪坊主侠客伝」('64)「Helpless」('96)「博多っ子純情」('78)「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」('11)

8月27日=「十兵衛暗殺剣」('64)「〝経営学入門〟より ネオン太平記」('68)「日本のいちばん長い日」('67)「種まく旅人~みのりの茶~」('11)

8月28日=「紙風船」('10)「ツレがうつになりまして。」('11)「僕達急行 A列車で行こう」('11)


☆ゲスト(8月3日現在)

▽「博多っ子純情」=曽根中生監督、光石研、長谷川法世(原作者)
▽「ツレがうつになりまして。」=佐々部清監督、青島武(脚本)、國松達也(プロデューサー)、臼井正明(プロデューサー)
▽「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」=入江悠監督、森下くるみ
▽「紙風船」=廣原暁監督、秋野翔一監督
▽「種まく旅人~みのりの茶~」=塩屋俊監督

(代表取締役社長:指田 洋)

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