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邦画3社経営「大阪ステーションシティシネマ」4日グランドオープン

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邦画3社経営「大阪ステーションシティシネマ」4日グランドオープン

2011年05月06日
 JR大阪駅・ノースゲートビル11階に関西最大規模のシネマコンプレックスシアター「大阪ステーションシティシネマ」が、5月4日グランドオープンした。

 「大阪ステーション~」は、「札幌シネマフロンティア」(12スクリーン・2705席)に次いで邦画3社(実際には子会社の興行専門会社、松竹マルチプレックスシアターズ〈SMT〉、TOHOシネマズ、ティ・ジョイ)がJR駅ビルで共同経営するシネコン。出資比率はSMT50%、TOHOシネマズ30%、ティ・ジョイ20%でSMTが幹事・運営を、TOHOシネマズが番組編成を担当する。12スクリーン・総座席数2564。全スクリーンデジタル上映館で、うち4スクリーンが3D対応。3Dは日本初となるネストリ社製を採用するなど、最新設備を導入。「本当の意味でシネコンの集大成であり、文字通り完成型の最後の場所(サイト)になると感じている」(岡田裕介ティ・ジョイ社長)と、日本での大規模シネコン開発の最後のサイトと位置づけられている。

 ノースゲートビルは、オフィスタワーを含め全28階建て。映画館はこの11階に1フロアーで入り、他にメインテナントとして伊勢丹(JR大阪三越伊勢丹)、専門店街・ルクア、レストラン、コナミスポーツクラブ等で構成。JR大阪駅は1日の乗降客が約250万人を越え、日本でも最大級のターミナル駅。JR大阪駅周辺の大阪・梅田地区には映画館が、TOHOシネマズ梅田(10スクリーン)、梅田ブルク7(7スクリーン)のシネコンをはじめ、梅田ガーデンシネマ(2スクリーン)、シネ・リーブル梅田(2スクリーン)等があり、年間興行成績としては「3社のノウハウを結集して」(迫本淳一松竹社長)、「年間動員150万人・興収20億円をベースに」(中島厚松竹マルチプレックスシアターズ社長)捉え、昨年年間興収33億円を達成した新宿ピカデリーを越える、“日本一”の劇場を目指していく方針である。

(代表取締役社長:指田 洋)
 

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