7日に発売された名作『アイアン・ジャイアント』の“シグネチャー・エディション”なるブルーレイセットのサンプルをもらったので、いそいそ開けてみました。
私もかつて涙した名作。細かいところはあまり覚えていなかったので、幻の2つの追加シーンは「無かったっけ?」ぐらいの印象なのですが(スミマセン…)、素晴らしいのが新たに収録された特典映像「ジャイアントの夢」です。
約1時間にわたり、ブラッド・バード監督のアニメーション経歴を、ユニークなアニメ映像を交えて振り返るのです。特に興味深かったのが、弱冠14歳にして初めて自主制作したパラパラアニメの映像と、それを認められてディズニーにアシスタントとして入ることになった経緯のあたり。色々あって、ブラッドはディズニーの役員陣に喧嘩を売って出ていった場面も赤裸々に(アニメで)表現し、のちに『アイアン・ジャイアント』を制作するに至るまでを説明しています。いかにディズニーにライバル心を持っていたかが映像を見てもわかりますが、そんな彼がその後ディズニー(ピクサー)でバリバリ仕事をするようになっているのが面白いですね。
そのほかにもたくさん特典映像があり、40ページのブックレットやポストカードも封入されています。発売前に映画館で上映される予定でしたが、なぜか上映中止になってしまった同作。大きなスクリーンで観たかったという人も多いと思いますが、それはこちらのブルーレイセットでチェックしてみてください。
これがスリーブケース
裏側
パッケージとブックレットです
ブックレットの中身
左側にはポストカードも入っていました。