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2015年公開の映画ベスト10 (vol.274)

平池記者の「競馬ときどき映画」

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2015年公開の映画ベスト10 (vol.274)

2016年01月06日

当ブログで毎年ほそぼそと勝手に発表している「年間マイ映画ベスト10」の2015年版を発表したいと思います。良かったらご覧ください。

日本映画・外国映画別で紹介します。ランキングは個人的な好みによるものなので、偏りがあることをご了承ください。対象は、15年(1月1日~12月23日)に劇場公開された作品。私が観た136本(外国映画91本/日本映画45本)の中から選びました。

見逃している作品がいっぱいありますがご勘弁を。それではどうぞ!
(ネタバレを含みますのでご注意を)


●日本映画


第10位:  『岸辺の旅』
(死者と生者が淡々と共存する世界観がユニーク。基本的にラブストーリーですが、ホラーありシニカルなコメディありバチバチの女バトルありで不思議な魅力が混在する作品)



第9位:  『アゲイン 28年目の甲子園』
(ある事件以来止まっていた男たちの時計が、娘の登場でやっと動き出す。浜田省吾の主題歌も胸に響く、オヤジたちの青春映画!)



第8位:  『HERO』
(色々ベタベタな展開ですが、それさえも心地よく感じる痛快作。とことん諦めない検事たちの姿に見ているこちらのハートも熱くなる)



第7位:  『風に立つライオン』
(ケニアの僻地医療に命をかけた男の人生を描く壮大な叙事詩。さだまさしの曲をバックに、主人公の遺したものを映す最後は感動的で鳥肌立ちました)



第6位:  『天空の蜂』
(原発をめぐり、不都合なことへ目をつぶる民に警鐘を鳴らす骨太な作品。奇想天外なストーリーですが、よくぞ映像化してくれました)



第5位:  『寄生獣 完結編』
(記者と田宮の命をかけた橋での攻防は感動的でした。その後の新一と5体寄生獣との戦いは『T2』を思い出す迫力のシーン)



第4位:  『GAMBA ガンバと仲間たち』
(世の少年たちは何の映画を見ているのか。GAMBAを見ろGAMBAを!これほど見事な正統派冒険活劇はほかに無いぞ!)



第3位:  『くちびるに歌を』
(直球の青春映画。王道ながら丁寧で、スタッフの愛と気合を感じる力作。子役の瑞々しさと歌声も素晴らしい!そしてこの作品で木村文乃のファンになりました)



第2位:  『海難1890』
(トルコ船員の沈没までの奮闘と村民たちの必死の救出を圧巻の迫力で描き、もう全編涙がダダ漏れ。人を思いやる気持ちに胸が熱くなります)



第1位:  『ヒロイン失格』
(今年唯一劇場で声を出して笑いました。英勉監督が描く漫画的なヒロインはいつも魅力的でかわいい。桐谷美玲のはじけた演技を存分に楽しませてもらいました)



●外国映画


第10位:  『ジョン・ウィック』
(格闘と接近戦の銃撃を混ぜたガンフーがやたら格好良い。復讐劇が好物の筆者には“誰もが恐れる元暗殺者の復讐劇”って点でもう最高です)



第9位:  『プリデスティネーション』
(卵が先か鶏が先か…?ストーリーを考えた人の正気を疑うトンデモドンデン返しのタイムトラベルサスペンス!)



第8位:  『ナイトクローラー』
(狂気じみたジェイク・ギレンホールがタブーに挑む危ない姿に、「コイツやばい…」「道理に反している」と思いながらも、なぜか爽快感を感じてしまう異色作。夜の疾走感も良かったです)



第7位:  『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
(もう説明不要でしょうか。ベスト10に入れる人が1番多い作品かもしれないですね。本当に楽しかったです。ブルーレイでも何回も観ました)



第6位:  『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
(EP4~6のテイストと、J.J.エイブラムス的なSFアクションとユーモアが融合した素晴らしいエンターテイメント。素直に面白かったです)



第5位:  『クーデター』
(2015年の隠れたMVP映画。ホテルで徐々に危機が迫るシーンが秀逸。暴徒と化した人間の容赦ない追跡を息つく暇なく一気に描き切った恐ろしいパニック映画)



第4位:  『ジュラシック・ワールド』
(んなアホな…と思いつつも、凶悪恐竜vsティラノサウルス&ラプトル同盟の決戦はシビれました。クライマックスに主役を出すとは…子供心にかえって応援していました。第1作とはずいぶん趣が違いますが、これはこれでイイ!)



第3位:  『インサイド・ヘッド』
(15年、最も製作者のアイデアに感心し、共感しながら観た作品。脳のシステムをあのように映像で表現し、エンターテイメントに仕上げるピクサーの引き出しの多さに脱帽)



第2位:  『シンデレラ』
(シンデレラがさんざんケイト・ブランシェットに虐げられ、ストレスが溜まりに溜まった状態であの圧巻舞踏会シーン。スカッとしないわけがありません。全部知っているストーリーなのに、こんなに魅力的ば映画になるとは)



第1位:  『クリード チャンプを継ぐ男』
(偉大な父を持つ運命と対峙するアドニスと、病に立ち向かうロッキー。まさに二人三脚で奮闘する姿に目頭が熱くなります。ボクシングシーンもものすごい迫力。2015年の最後の最後に、1番素敵な作品が待っていました)


以上が私の日本映画・外国映画別の2015年ベスト10です。総合では『クリード チャンプを継ぐ男』を1位に推します。

なお、このランキングから泣く泣く外したものの、大好きな作品がまだまだありますので下記します。合わせてご覧ください。

『アメリカン・スナイパー』
『インド・オブ・ザ・デッド』
『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』
『顔のないヒトラーたち』
『カリフォルニア・ダウン』
『キングスマン』
『国際市場で逢いましょう』
『ジュピター』
『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』
『シン・シティ 復讐の女神』
『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!』←タイムワープの時の曲が妙にクセになります
『セッション』
『ゾンビーバー』
『チャッピー』
『テッド2』
『ドラゴンボールZ 復活の「F」』
『ドラフト・デイ』
『トラッシュ!この街が輝く日まで』
『博士と彼女のセオリー』
『ビッグ・アイズ』
『映画 ビリギャル』
『パリよ、永遠に』
『フォックスキャッチャー』
『マイ・インターン』
『マエストロ!』
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
『ランダム 存在の確率』

お付き合いありがとうございました。
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