『パシフィック・リム』のブルーレイとDVDが一昨日発売されました。当日は、「ハンニバル・チャウ」役の吹き替えを担当したケンドーコバヤシさんが発売イベントに登場して色々アピールしていました。それがなかなか面白く、取材に来ていたマスコミから笑いが絶えませんでした。
弊社でも記事にしたのですが(コチラ)、スペースの関係でほんのちょっとしか載せられず…。心残りだったので、当ブログで、イベントの面白かったところを抜粋してみようと思います。以下は、MCとケンコバさんのやりとりの一部。
――プレミアムBOXは当初5000セット限定発売の予定でしたが、予約開始即日完売。急遽1万セットに増産が決まりました。
ケンコバ 5000セットに設定した人は見通しが甘い! 1万でも不安。1万70~80は必要でしょう。
――70~80でいいんですか?(笑) この作品は品川庄司の品川さんもブログで絶賛しています。
ケンコバ でもあいつはイメージが悪いので、作品に悪影響がないように黙っておけと一報を入れておきます。そういえば水道橋博士も子どもを連れて観に行ったようですが、子どもそっちのけで夢中になったと言っていました。この映画は男心をくすぐる何かがある。プレミアムBOXは、日本の男性人口くらいは用意してもよかったんじゃないですか。
――劇中では「KAIJU」と日本語が使われています。
ケンコバ そのままの言葉で通用するって・・・こんなの「スキヤキ」以来でしょ! ハリウッドの俳優が「かいじゅう」「かいじゅう」って言ってるんですよ!
――イェーガーは2人のパイロットが操縦するわけですが、ケンコバさんは最近誰かとリンクしたことはありますか。
ケンコバ 菊池凜子さんと一緒に舞台挨拶に回っている時、凜子さんから「私ニューヨークに住んでいるので、いらっしゃったら案内しますよ」と言われていたんです。その時は口約束っぽかったんですが、2週間後にバナナマンの日村さんを誘って本当に行ったんですよ。でも、現地で電話かけたら、「今私日本にいるんです」って…。凜子さんマジで焦ってましたよ。なのでリンクできなかったです。日村さんとヤンキース戦観てステーキ食って帰ってきました(笑)
――ケンコバさんは闇商人のボス、ハンニバル・チャウ役を演じました。
ケンコバ 自分も過去に闇市で内臓を売っていた過去があるので、過去は自分を裏切らない。無意味な仕事じゃなかったと思いましたね。ほかの声優さんが凄い人ばかりでしたが、闇商人出身としてビビったらアカンと思いました。
――何回くらいでOKが出たのですか。
ケンコバ 1回です。いや、なんなら0.8回くらい・・・すいません5回くらいやりました。
(続いて囲み取材)
――作品の感想をお願いします。
ケンコバ 作品の素晴らしさもさることながら、声優陣も豪華。一人だけ名前を存じ上げないですが、ハンニバル・チャウ役をやっている人、あの人は荒削りだけど将来性があるんちゃうかなと思いました。またチャンスをあげてほしいですね。
――ご自身で絶賛ですね。何点でしょうか。
ケンコバ 本来自分に厳しい人間ですが・・・100点!
――何かお気に入りのシーンはありますか。
ケンコバ ロシアの夫婦の雰囲気が良かったので好きなんですが、ああいう、世界各国の特色があるイェーガーの世界観がいいですよね。続編では中東やアフリカのも期待しています。中国のも3本腕でかっこよかった。よく特撮は観るんですが、今までで一番「巨大感」を感じた映画です。
――男性はデカければデカいほど良いですよね。
ケンコバ ちょっと!下ネタはやめてくださいよ! 僕が封印しているっていうのに…。男はデカいに限ります。
――何がですか?
ケンコバ ・・・ロボットです。
――吹替えのオファーが来た時はどんな気持ちでしたか。
ケンコバ ちょうどその時スケベな店の待合室にいて、マネージャーから電話がかかってきて、「ちょっと今大きな声出せないから!わかった何でもええからOKしといて!」と言いました。あとで重大さに気づきましたよ。2013年は『パシフィック・リム』のおかげでいい1年になりました。
――リンクするとしたら、誰とがいいですか。
ケンコバ かわいくて綺麗な女性・・・と言っても1日に70~80人はいいなと思う人がいるんでね。1番は(バナナマンの)日村さんかもしれないです。年明けも一緒に旅行行く予定なんで。
――クリスマスはどういう予定ですか。
ケンコバ 実はクリスマス、予定入ってるんですよ。バッファロー吾郎Aさんとライブするんで良かったら来てください。
――最後に『パシフィック・リム』についてコメントをお願いします。
ケンコバ 巨大な怪獣とイェーガーが戦うスケール感。うそみたいに殴り合いをします。あの、たまに明け方に六本木のドン・キホーテを渡ったところで、デカい人たちが殴り合ってるでしょ。遠くから見てても「ビクッ」となる。あの六本木のドン・キホーテ渡ったところの感覚を、このDVDでも味わえるんでぜひ観てみてください。
マスコミは爆笑でした。ぜひDVDも売れてほしいものです。
さて、今週も最後に競馬予想。朝日杯フューチュリティステークスです。枠順には参りましたね。スタート抜群のウインフルブルームをはじめ、狙っていたプレイアンドリアル、ジョウナンワダチが揃って外枠。少し足りないと思っていたベルカント、アトムが内の好枠。う~ん迷う…。
こういう時は、思い切って穴馬を狙って1発勝負。アジアエクスプレスに期待します。芝適性があれば突き抜けるでしょう。ダメならごめんなさいです。