2013年映画界のビッグニュースのうちの1つに必ず挙げられるのが、『テッド』の大ヒット。
劇場の興行収入はなんと43億円を記録しました。これは『アイアンマン3』や『ダイ・ハード/ラスト・デイ』らを大きく上回る数字で、今年公開された映画の中ではずっと1位をキープしていました。
さすがにジブリ新作『風立ちぬ』と、ピクサー新作『モンスターズ・ユニバーシティ』にはあっという間に抜かされたものの、依然として3位を堅持。日本では鬼門の「洋画コメディ」ジャンルに風穴をあけたわけです。
さて、この『テッド』が7月に早くもDVDリリースされました。そして、ここでも驚異的な大ヒットになっているのです。
これはTSUTAYAでの記録ですが、約1ヵ月間のレンタル回数が早くも100万回を突破。これはここ3年間にリリースされた作品では最速だそうで、スーパーヒット3D映画『アバター』(10年春発売)に匹敵するほどのスピードだとか。
『アバター』は興行収入155億円でした。『テッド』の3倍以上のヒットです。これと同等の成績なのですから、いかに『テッド』がレンタルでたくさん見られているかがわかります。
TSUTAYAの人に聞くと、1年間で200万回転突破も確実だそうです。200万回転と言うと、『告白』もそれぐらいいったと聞きますが、やはり「洋画コメディ」としては超異例のヒット。たぶん、今年1番借りられた作品になることでしょう。
興収43億円ですと、だいたい350万人ぐらいが観たことになります。プラス200万回転ですから、単純計算で550万人が『テッド』の目撃者に。まだ観ていない人は、この波を逃さないようお早めに~。