ここ数ヶ月、業界の話題になっている噂話について
2012年02月17日
ここ数ヶ月、ある大手企業傘下の映画事業会社2社の売却が業界の話題となっている。
と言って、この事を当事者である売却する会社、売却される会社、そして譲渡を受ける会社のそれぞれに確認を取ったわけではないので真偽のほどは定かではない。単なる噂話でしかないかも知れない。このことはご容赦願いたい。
1社に関しては、譲渡を受ける会社の大株主の1社が反対していて“その会社”への売却は流れたという話も出ている。
もう1社に関しては、当初から名乗りを挙げていたある企業が本格交渉に入り、購入するのではないか、とさえ言われている。それも真偽のほどは定かではないのだが、売却金額も出している。通常、企業の売却額はその会社の保有する資産や累損や将来性ということを別にすれば、年間売上が一つの目安になるのだが、提示されている金額は今の日本の映画興行状況を考えると若干高いのではないかという気もする。
とは言え、数ヶ月である。これほど長引いては決まるものも決まらないのではないか。
その理由の一つとしては、それぞれの決算期が3月期だからということもあったのかも知れない。そして現在公開中の“ある映画”をグループ全体で扱っていたからかも知れない。
何れにしろ、近日中にはなんらかの結論は出るであろう。結果次第では業界地図が塗り替えられるかも知れない。
(代表取締役社長:指田 洋)