第2回「日本シアタースタッフ映画祭」16日・17日開催
2011年04月15日
今年で2回目を迎える「日本シアタースタッフ映画祭」(主催:一般社団法人日本シアタースタッフ映画祭/運営:日本シアタースタッフ映画祭実行委員会)が、4月16日(土)・17日(日)の2日間、東京・九段のサイエンスホールで開催される。
同映画祭は、書籍における「本屋大賞」の映画版を目指し昨年、映画製作会社のタイムズイン(代表:伊藤満)と弊社が発起会社となり、そして漫画家の松本零士氏が名誉会長に就き発足。全国の映画館に勤めるスタッフが選考・運営を行う映画祭で、第1回の昨年はグランシャリオ大賞に「サマーウォーズ」、洋画部門第1位に「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」が受賞した。
2回目を迎えた今回は、初日(16日)が、シアタースタッフ期待作10選。「岳-ガク-」(東宝)がオープニング上映され「八日目の蟬」(松竹)と期待作10選の予告編が午後に特別上映される。2日目の17日にグランシャリオ大賞の「告白」(東宝)と洋画部門1位の「インセプション」(ワーナー・ブラザース映画)を上映し、併せて授賞式が、役所広司(主演男優賞/当日欠席)、松たか子(主演女優賞)、桐谷健太(助演男優賞)、園子温(監督賞)、安川午朗(音楽賞)、樹木希林(助演女優賞)、高橋泉(脚本賞)の各氏が出席して行われる。
エントリー会社も94社・約800名に、協賛会社がアールテクニカ、コダック、富士フィルム、報映産業、サポーター企業がカルビー、ダスキン、補助団体が財団法人JKA競倫補助事業、後援が千代田区と前回に比べて拡大し、映画祭として盤石な体制を構築しつつある。
今後は、原点である本における「本屋大賞」にならい、映画館スタッフが選ぶ「日本シアタースタッフ映画祭」ならではの、他の映画祭とは差別化した受賞作が選考できることを期待したいと思うのである。
(代表取締役社長:指田 洋)