「週刊ブンコム」Vol.203/ローソン「ペ・ヨンジュン~」監督トークショーンなど~
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┃週┃┃刊┃┃ブ┃┃ン┃┃コ┃┃ム┃ Vol.203 (2011.03.10発行)
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~目次~
(1)今週のピックアップ記事(映画版)
(2)今週のピックアップ記事(放送版)
(3)今週のピックアップ記事(音楽版)
(4)文化通信.com更新状況
(5)ブン記者の声
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┃(1)今週のピックアップ記事(映画版) ┃
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☆ローソン「ペ・ヨンジュン~」監督トークショー(3/10付掲載)
【ODS NoW!】ローソンエンターメディア製作・配給の劇場版「ぺ・
ヨンジュン3D in 東京ドーム 2009」は、3月5~11日の1週間限定公
開中だが、これを記念した翁長裕監督トークショー付き上映イベントが東京
・大阪・福岡の3劇場(4日なんばパークスシネマ、5日UCキャナルシテ
ィ13、5日UC豊洲)で開催された。
09年9月、東京ドームで2日間にわたり行われ、10万人を動員した2つの
イベント「アニメ『冬のソナタ』~もうひとつの物語~」「『韓国の美をた
どる旅』出版イベント」。同作品は、この模様を劇場版として3Dで収録・
上映するもの。トークショー当日は県外からの来場者もあるなど、多くの観
客が監督の言葉に耳を傾けた。
翁長監督は「東京ドームにいたら遠くの出来事みたいになってしまうのが、
映画だと特等席で観られる。しかも3Dなので、ペ・ヨンジュンさんがすぐ
そこにいるように感じられる。イベントの雰囲気を追体験できる作品です。
個人的に今までペ・ヨンジュンさんに対して特別な思い入れはなかったが、
編集していく中で『この人のことを好きな理由が分かるな』と。同じ男性と
して、出しゃばらない姿勢や、遠くをしっかり見据える志に『かっこいい』
と感じた。その感動を本作に込めたつもりですし、お客さんに伝わっている
ことが嬉しいです」と語った。
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┃(2)今週のピックアップ記事(放送版) ┃
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☆ニッポン放送・村山社長「通信紙会見」 (3/10付掲載)
ニッポン放送・村山創太郎社長は9日の「通信紙定例会見」で大要次のと
おり語った。
▼4月編成=(社長)今回の改編率はナイターおよび夜の番組を中心に22・
2%と、いつもよりは低い。もちろんレイティング的にも首位を獲得してい
る「ショウアップナイター」が柱になるが、今年は巨人の澤村や日ハムの斎
藤などが注目を浴びているので、近年にない盛り上がりを見せるのではと期
待している。中波ラジオのナイター中継を改めて認識してもらい、さらに盛
り上げていきたい。またスポーツ中継のLFということで、野球だけでなく、
ザックJAPAN、Jリーグにも力をいれ、スポーツを通じて新たなリスナ
ーを取り込んでいきたい。さらにスポーツ以外でも新世代スターを取り上げ
ていく考えだ。また、ツイッター初の公認アナウンサーである我が社の吉田
尚紀アナが「オールナイトニッポンGOLD」金曜の担当となり、さらに注
目度が高まるだろうスマートフォンのアプリ関係の話題を取り上げていくこ
とにした。我々も、常に新しいものを求めていく姿勢に変わりはないし、変
えずに盛り上げていくという部分も大切にしていきながら、常に話題を発信
していくことが大事だと考えている。野球中継に関しては、どの球場でも中
継できるのがウチだけのよさなので、(放送カードについては)柔軟な編成
を発揮できるのではないか。斎藤選手への注目の高さにも対応し、今度の日
曜日のオープン戦初先発も中継することを決定した。
▼営業状況=(社長)今期の見込みは、放送収入のタイムスポットは予算比、
前年比ともに90%を超えている。利益率の高いプロパー収入がまだ低く、最
後の追い込みをかけているところだ。ナイター枠(今季は月曜放送がほとん
どないため、従来の1曜日6枠×7曜日の42枠ではなく、6枠×6曜日の36
枠がベースに)はもう一息というところまできた。
▼他局とのコラボ=(社長)LFQRの連動企画も展開してきたが、今後も
他局とのコラボレーションが続く。プロ野球開幕にあたってはTQLの3局
一緒に共同キャンペーンを展開する(別記事参照)。また3月13日にはTF
Mとの共同企画でビジネスパーソンを応援する番組も放送。さらに、NHK
と民放が組んだイベントも行なう予定にもなっている。局の垣根も越えて、
今後もいろんな企画を発信していきたい。
▼新規事業関連=(宮本専務)来年度はネット関係の案件をいくつも準備中
だ。また昨年出資しコラボも進めている競馬SNSサイト「ウマニティ」と
もさらに協業を進めていく予定。モバゲーで開始したオールナイトニッポン
のゲームは提供開始以来人気で、既に会員は4万人を越えヒットゲームにな
りつつある。
▼マス排省令改正案=(社長)民放連の要望(ラジオに関する規制・完全撤
廃)の線に応えていただいたと一定の評価をしたい。ラジオ局の経営の選択
肢が増えたと捉えており、それを使うかどうかは各局個別の経営状況による
だろう。デジタル時代を見据え、新たなサービスを生み出すためにも必要と
要望していたものなので、今後よく検討したい。
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┃(3)今週のピックアップ記事(音楽版) ┃
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☆レコチョク、うたギフト利用1万人キャンぺ(3/10付掲載)
レコチョクは9日、「うたギフト」サービスを活用した「1万人ありがと
うキャンペーン」を開始した。期間は31日まで。
このキャンペーンは、卒業シーズンに合せて〝「ありがとう」を身近な人
に伝えよう!〟をスローガンに「ありがとう」ソングをユーザーから募集す
るもの。
期間中に「うたギフト」サービスを利用、さらに特設コーナーから「誰に
」「どの」「ありがとうソング」を贈りたいかを投稿した人の中から抽選で
1万人に「着うた」1曲分がダウンロードできる「うたコード」をプレゼン
トする。
また、清水翔太やJUJU、ナオト・インティライミなどのアーティスト
や、お笑い芸人からの「ありがとう」ソングとメッセージもサイトで紹介。
同社ではこのキャンペーンをきっかけに日頃お世話になっている家族や友
人、恋人に「ありがとう」のメッセージを曲と一緒に贈ることで感謝の気持
ちを伝えてほしいと考え、ユーザー1万人の参加を目指す。
さらに、同社では〝ありがとう〟を伝える曲をテーマに事前にユーザー投
票を実施し「ありがとうソング」TOP10を以下の通り発表した。
1位=いきものがかり「ありがとう」2位=西野カナ「Best fri
end」3位=SMAP「ありがとう」4位=K「dear…」5位=嵐「
マイガール」6位=遊助「ひまわり」7位=赤西仁「Eternal」8位
=FLOW「ありがとう」9位=YUI「to Mother」10位=シド
「微熱」。
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┃(4)文化通信.com更新状況(3/3~3/9) ┃
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【エンタメ業界求人情報】トライワークスほか(3/9更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/recruit/ 【芸能音楽デスクコラム】「ミュージシャンも政治に参加を!!」(3/9更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=2&id=975 【大高宏雄の興行戦線異状なし】Vol.20 (3/8更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=2&id=974 【THE初日舞台挨拶!】東映「わさお」(3/5更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=1&id=972 【社長コラム】「松竹の3月1日付機構改革について」(3/4更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=2&id=971 【放送デスクコラム】「20週連続視聴率20%超の番組がある!」(3/3更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=2&id=967 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
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┃(5)ブン記者の声 ┃
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~ビデオソフト市場、6年連続売上減もBDが好調~
今週火曜日(8日)に、日本映像ソフト協会がビデオソフトの「2010
年年間統計調査結果」を発表しました。この数値は、メーカーの出荷段階の
売上を示すもので、毎年この時期に発表されます。
それによると、今年の総売上は2665億円。前年比は97.3%でした。もう6
年連続売上減です。ピークの04年が3753億円だったので、1000億円以上市場
が縮小しています。ビデオ業界取材担当の私も毎年「○%減」と書くことに
すっかり慣れてしまいました。
特に「レンタル店用」の売上が前年比14.5%の大幅減でした。レンタル店
の「低料金」争いの勃発により、お店に足を運ぶ人は増えても売上が伸び悩
む現象が続発。その争いに巻き込まれた中・小規模店が閉店に追い込まれる
など、市場が悪循環に陥っているのです。最近、ようやく大型チェーンが低
料金戦略を見直し始めましたが、それでも100円に慣れてしまったユーザ
ーに対し、大幅な値上げは難しいでしょう。ブルーレイ導入を機に料金アッ
プを図りたいところですが、「販売用」に比べるとまだ全然導入が進んでい
ないのが現状です。今年も厳しいことは間違いありません。
しかし、今回の調査結果は決して悪いことばかりではありませんでした。
全体売上は確かに前年割れですが、これは「レンタル店用」の大幅減が影響
したもので、「販売用」に限っては5年ぶりに増加に転じました。DVDよ
りも単価が高いブルーレイソフトが売れ始めたことで、やっと市場が上向き
になったのです。業界にとって久々の朗報と言っていいでしょう。
特に(日本の)アニメは、「販売用」売上の46%がブルーレイに。今年は
DVDとの比率が逆転することでしょう。洋画もブルーレイの比率がグング
ン上がっています。また、今はまだDVDが主流の音楽・ライブの作品も、
今年7月の地上デジタル完全移行に伴い、作品数が増加するものと思います。
特に「嵐」関連のブルーレイが出れば、大きく影響するに間違いありません。
ブルーレイは、現状はアニメと洋画ばかり売れていますし、DVDは、音
楽ジャンル以外は苦しいのが現状。それらのジャンルに強くない国内ソフト
メーカーなどは、まだまだ苦しい厳しい状況が続いています。とはいえ、前
述の通りブルーレイの売れる下地が確立されつつありますから、今後は「邦
画」をはじめとした他ジャンルへの広がりも期待したいところ。そして、今
年…とは言いませんが、近い将来「ビデオソフト市場、○年ぶりに売上増!」
という記事を書きたいものです。
>おわり<
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