「週刊ブンコム」Vol.193/2010年邦画作品別興収トップ10本が固まるなど~
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┃週┃┃刊┃┃ブ┃┃ン┃┃コ┃┃ム┃ Vol.193 (2010.12.16発行)
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~目次~
(1)今週のピックアップ記事(映画版)
(2)今週のピックアップ記事(放送版)
(3)今週のピックアップ記事(音楽版)
(4)文化通信.com更新状況
(5)ブン記者の声
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┃(1)今週のピックアップ記事(映画版) ┃
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☆2010年邦画作品別興収トップ10本が固まる(12/16付掲載)
2010年の邦画の作品別興収上位10本が固まった。トップは、「借り
ぐらしのアリエッティ」の92億5千万円。2位「THE LAST MESSAGE 海猿」
(80億2千万円)、3位「踊る大捜査線 THE MOVIE3」(73億1千万円)と
続く。東宝の配給作品が全10本のうち9本を占める、まさに独占状態とな
った(昨年は8本)。
今年の特徴的なこととしては、スタジオジブリ、フジテレビの大作が並
び、それぞれメガヒットとなったこと。「告白」と、10位には入らなかっ
たが「悪人」(19億8千万円)など、東宝が幹事会社をつとめた作品が、
好成績を収めたことなどが挙げられる。松竹は、アスミック・エースと共
同配給となった「大奥」(23億円)が最高成績だった。
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┃(2)今週のピックアップ記事(放送版) ┃
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☆「地デジ版 SPIDER PRO」15日発表(12/16付掲載)
(株)PTPは15日、来年4月に発売する新製品「地デジ版SPIDER
PRO」の発表会を都内で行った。全てのテレビ放送を自動で録画する法人
向け機器の新機種で、今回新たに地上デジタル放送に対応した。
旧機種は、既に関東と関西ほぼ全ての放送局、大手広告会社をはじめ、3
00社以上の一般企業で導入され、各社の露出チェックなどに用いられてい
る。今回発表した新機種は、地デジに完全対応し、ハイビジョン画質で1週
間以上(最大2週間)の放送を全て録画することが可能。また、リモコンが
一新されたのに加え、外部出力メディアの選択肢が増え、操作性が大幅に向
上した。対応地域も、従来の関東と関西だけでなく、名古屋、札幌、福岡ま
で拡大する。来年4月27日に発売し、本体価格は80万円。サービス利用料は
月額6万円となっている。
発表会に登壇した、PTPの有吉昌康社長は「地デジを全部録画できる唯
一の製品」とアピール。自らデモンストレーションを行い、新製品をアピー
ルした。また、来年12月下旬には一般家庭用製品の地デジ版も発売すること
を予告した。
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┃(3)今週のピックアップ記事(音楽版) ┃
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☆きよしこの夜Vol.10、計4公演で2万人動員(12/16付掲載)
今年デビュー11年目を迎えた演歌歌手、氷川きよしが14・15日の2日間、
東京・千代田区の東京国際フォーラム・ホールAでスペシャルコンサート2
010「きよしこの夜Vol.10」を行ない、計4公演(各日昼・夜1公演
ずつ)でファン2万人を動員した。
スペシャルコンサート「きよしこの夜」は、氷川がデビュー2年目の01年
から毎年12月に行なっている恒例のイベントで、今年10回目の開催となった。
氷川は、全8ポーズの衣装と最新曲「虹色のバイヨン」(8月25日発売=日
本コロムビア)やデビュー曲「箱根八里の半次郎」、クリスマスソング「き
よしこの夜~オーケストラバージョン~」など全22曲を披露し、観客を大い
に魅了した。
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┃(4)文化通信.com更新状況(12/09~12/15) ┃
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【芸能音楽デスクコラム】デビュー2年目の菅原紗由理の… (15日更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?id=849&bc=2 【特別編集委員コラム】大高宏雄の興行戦線異状なし Vol.10(14日更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=2&id=847 【イチオシ!DVD】ハピネット「ゾンビランド」2月4日リリース (13日更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=1&id=844 【THE 初日舞台挨拶!】東宝「ノルウェイの森」 (11日更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=1&id=842 【社長コラム】西崎義展氏「お別れの会」しめやかに執り行う (10日更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=2&id=840 【エンタメ教育の現場から】バンタン学生が“良質映画”…(10日更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?id=837 【放送デスクコラム】あなたも借金700万円? (9日更新)
>>詳しくは、
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┃(5)ブン記者の声 ┃
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~“K-POP最後の大物”がいよいよ日本上陸~
韓国のコンテンポラリーバンド、SHINee(シャイニー)がクリスマスの翌
26日、東京・国立代々木競技場第一体育館で日本初の単独コンサートを2公
演行う。“K-POP最後の大物”がいよいよ日本に上陸する。
“輝く”SHINeeは、08年5月に韓国デビューした男性5人組のグループ。コ
ンテンポラリーバンドと呼ばれているが、楽器を使う、いわゆるバンドでは
ない。コンテンポラリーバンドという形容語には、音楽はもちろんファッシ
ョン、ダンスなど様々なカルチャー分野で現代をリードしていくグループと
いう意味が込められている。メンバーは、オニュ、テミン、ジョンヒョン、
ミンホ、キー。全員が歌って踊れる実力派アイドルグループだ。代表的な楽
曲は「Reply」「Love Like Oxygen」「AMIGO」「JULIETTE」「Ring Ding Do
ng」「LUCIFER」「Hello」などがある。
彼らを“K-POP最後の大物”と呼ぶのには理由がある。
それは、日本のK-POPおよびSHINeeファンに対するプロモーションが十分
すぎるほど完了しているからだ。要するに、日本のファンはこの日が来るの
を首を長くして待っていたのである。
何故、日本で正式にCDデビューしてもいないのにファンが待望しているの
か。
前記のとおり、デビューは08年。すでに2年が経過している。その間、彼
らは日本でライセンス盤のアルバムを何枚かリリースしたり、ファンミーテ
ィングのため来日したりして、時々ファンを喜ばせてくれた。
しかし、そういった中でも最もプロモーション効果を発揮してきたのは、
やはりYouTubeだろう。2年間で、彼らが発表したプロモーションビデオ、彼
らが韓国で出演した音楽番組は数知れず。日本のファンはそれらを、YouTub
eで見まくっている。
その結果、来日コンサートに対する期待度は高まっていった。その証拠に
コンサートは当初、夕方の1公演だけだったが、予想を上回る申込があった
ため、昼の追加公演が決定した。
今年日本に進出したK-POPグループのデビューイベントは、少女時代が8月
に2万2000人(1日3公演)の動員を記録。2PMが12月に2万5000人(1日3公演)
を動員し、記録を更新した。
SHINeeがコンサートを行う国立代々木競技場第一体育館の収容人数は、1
万3235人。2公演で2万6470人となる。2PMの動員記録をさらに上回る可能性
があるのだ。
果たして“K-POP最後の大物”と呼ぶのにふさわしい動員記録を打ちたて
ることができるのか。注目したい。
>おわり<
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