「週刊ブンコム」Vol.191/TUBEの3Dライブ映像を劇場上映など~
映画・放送・音楽業界の最新情報をお伝えする「文化通信社」のメルマガ!
┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓
┃週┃┃刊┃┃ブ┃┃ン┃┃コ┃┃ム┃ Vol.191 (2010.12.02発行)
┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛
(
http://www.bunkatsushin.com )
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
┌────────────────────────────────┐
│※本メールマガジンでは、等幅フォントでの閲覧を推奨しています。 │
└────────────────────────────────┘
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
┌ PR ───────────────────────────┐
│ 文化通信.comが新規リニューアル! │
│ マーケティング情報や過去記事、データベースが閲覧可能な │
│ 新サービス「文化通信.Pro」もスタート! │
│ │
│ >>詳しくは、こちら↓ │
│
http://www.bunkatsushin.com/ │
│
http://pro.bunkatsushin.com/gaiyou.htm │
└─────────────────────────────┘
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
~目次~
(1)今週のピックアップ記事(映画版)
(2)今週のピックアップ記事(放送版)
(3)今週のピックアップ記事(音楽版)
(4)文化通信.com更新状況
(5)ブン記者の声
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃(1)今週のピックアップ記事(映画版) ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
☆TUBEの3Dライブ映像を劇場上映(12/02付掲載)
ロックバンド、TUBEが今年夏に横浜スタジアムで行った野外スタジ
アムライブツアーの模様が3D映像で劇場公開される。ティ・ジョイとソ
ニーミュージック・アソシエイテッド・レコーズ共同配給「TUBE 3
D LIVE~Surprise!~ Live Around Spe
cial 2010 in Yokohama Stadium」が、12
月11日から期間限定上映される。
☆上映館=新宿バルト9、横浜ブルク13、梅田ブルク7、T・ジョイ京都、
TOHOシネマズ名古屋ベイシティ、T・ジョイリバーウォーク北九州。
☆チケット料金=前売り券・2000円/当日券・2200円(税込)
☆3Dライブ映画劇場公開記念!!トリプル サプライズ特典
(1)TUBE RIDERSファンクラブ会員特典=同作品上映入場時
にTUBE RIDERSファンクラブ会員証と11月12日週発送のFC会
報封入チラシについている特典引き換え専用ラベルを提示すると先着で5
000名にTUBE 3Dライブ映画公開記念特製グッズをプレゼント。
(2)携帯サイトTUBEmobile特典=同作品上映劇場で掲出され
るTUBE 3Dライブ映画の告知ポスターのQRコードを読み取ってア
クセスすると、スペシャルな待ち受け画面をGET。
(3)映画割引クーポン特典=12月8日発売のシングル「空と海があるよ
うに」の初回盤・通常盤の初回プレス分にはTUBE 3Dライブ映画の
割引クーポンが封入。その割引クーポンを劇場のチケットカウンターで引
渡すとTUBE 3D映画のチケット料金(当日券のみ)を200円分デ
ィスカウント。
○● ○● ○● ○● ○● ○●
その他、日刊速報映画版の見出し閲覧はコチラ↓
http://www.bunkatsushin.com/news/list.aspx?nc=1 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃(2)今週のピックアップ記事(放送版) ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
☆DRP年会費請求訴訟、控訴審も棄却判決(12/02付掲載)
デジタルラジオ推進協会(DRP)によるエフエム東京・エフエム大阪へ
の年会費請求の控訴審判決が1日、東京高裁で言い渡され、DRP側の訴え
を棄却した。
DRP側は、TFMらが08年度の会費を支払うものと期待して予算を立案
したものの、突然退会したことで、期待権を侵害する不法行為が成立すると
主張。だが、高裁は、TFMらは定款で会員に認められた退会の権利を行使
しただけで、DRP側に法的に保護される期待権は認められないとして、東
京地裁の一審判決を支持し、控訴を棄却した。
これを受けて、TFM側は「皆で前向きに(V‐LOW帯マルチメディア
放送実現へ)取り組んで行こうという気持ちを新たにした」とコメント。一
方、DRP側は「明日(2日)、弁護士を交えて今後の対応を検討する」と
している。DRP側が判決を不服として最高裁へ上告する場合は、判決を受
け取った翌日から2週間以内に行わなければならない。
○● ○● ○● ○● ○● ○●
その他、日刊速報放送版の見出し閲覧はコチラ↓
http://www.bunkatsushin.com/news/list.aspx?nc=2 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃(3)今週のピックアップ記事(音楽版) ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
☆エイベックス、「BeeTV」会員数150万人突破(12/02付掲載)
エイベックス通信放送が2009年5月に提供開始した、会員制携帯有料
動画サービス「BeeTV」の会員数が、150万人を突破した。
同社が11年3月末までの目標に掲げていた150万人を約5ヵ月早く達成。
エイベックス・グループ・ホールディングスが1日に発表した中期経営計画
の中では、14年3月末までに300万人達成を、新たな目標に掲げている。
BeeTVは、今年8・9月度に営業利益ベースで黒字化を達成。7‐9
月度の第2四半期だけでも黒字を確保した。スタート当初からの販売宣伝費
が少なくなっていると共に、会員数が順調に増加しているため。
中期的には、会費(月額315円)収入だけでなく、テレビ局やSNS、
ECサイトなど外部プラットフォームにBeeTVのコンテンツを供給する
ことで得られるライセンス収入や、BeeTVのビジネスモデルそのものを
アジア中心に海外でも展開するなど、収益を多様化させ、事業の拡大を図っ
ていく。
○● ○● ○● ○● ○● ○●
その他、日刊速報音楽版の見出し閲覧はコチラ↓
http://www.bunkatsushin.com/news/list.aspx?nc=3 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃(4)文化通信.com更新状況(11/25~12/01) ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
【芸能音楽デスクコラム】YouTubeとCDセールス (1日更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=2&id=819 【イチオシ!DVD】「教祖誕生」、11年2月25日発売(30日更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=1&id=816 【特別編集委員コラム】大高宏雄の興行戦線異状なし Vol.8(30日更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=2&id=814 【社長コラム】「デジタル化で、興行者に抜本的な対策が急務」(26日更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=2&id=811 【エンタメ教育の現場から】「第13回 京都国際学生映画祭」(26日更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=1&id=808 【エンタメ・トピックス】写真特集/文化放送「浜祭」(26日更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?id=799 【放送デスクコラム】開局前の大混乱を思い出す……(25日更新)
>>詳しくは、
http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?bc=2&id=806 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
┏━━━━━━━━┓
┃(5)ブン記者の声 ┃
┗━━━━━━━━┛
~1982年版「トロン」を見た~
12月17日に、話題の3D映画「トロン:レガシー」が公開されます。3
Dのみの公開、革新的な映像ということで、楽しみされている映画ファン
の方も多いかと思います。
この映画は、1982年9月に劇場公開された「トロン」の続編です。
若い映画ファンは知らない方が多いのではないでしょうか。かくいう私も、
劇場公開時には母親のお腹の中で出産待機の状態でしたので、「トロン」
の公開時の様子を知る由もありません。作品の存在自体も、「トロン:レ
ガシー」の公開が決まってから初めて知りました。
弊社のベテラン記者に聞くと、「トロン」は初めてCGを本格的に使用
した映画で、当時「革命的な映像の作品」という鳴り物入りで日本に上陸
し、ずいぶんと話題になったそうです。なるほど、弊社発行の「AVジャ
ーナル」(現:文化通信ジャーナル)、1982年8月号には、“人類が
初めてみる映像と冒険―映画はいま第3次革命を迎えた!”という、物々
しいキャッチフレーズとともに、作品広告が掲載されていました。
広告には、「日本中の映画ファン、アニメファンそして2000万人の
ゲーム世代に贈る21世紀の興奮!」という文言のほか、「日本沈没」で有
名なSF作家の小松左京氏が「コンピュータ・グラフィックスを使った新
しい映像ドラマの創造という点では『2001年宇宙の旅』『スター・ウ
ォーズ』『未知との遭遇』の次のステップを見事にクリアーしたといえる」
というコメントを寄せています。また、画家の横尾忠則氏も、「よその惑
星が作った映画を見せられているような初めての体験」と感想を語ってい
ます。
劇場も、当時東宝の最大のチェーンマスターだった有楽座(現在の日劇
クラス)で公開を予定しており、その期待の大きさが見てとれます。ちな
みに、本作の製作は続編「トロン:レガシー」と同じディズニーですが、
日本ではまだ支社が無かったため、当時ディズニー作品の日本配給を受託
していた東宝が配給していました。
さて、その有楽座公開だったはずの「トロン」。理由は不明なのですが、
公開直前に劇場が日比谷スカラ座に変更となっています。前売券の売れ行
きがイマイチだったのでしょうか? 少しランクを下げて公開されました。
実際、公開前の盛り上がりとは裏腹に興行成績は伸び悩み、当時のAV
ジャーナルによれば配収6億円という結果でした。興収では12~13億円と
いったところでしょうか。残念ながら超大作としては物足りない数字だっ
たようです。
それほどダメな作品だったのでしょうか? もうすぐ新作が公開される
ことですし、私も遅ればせながら、DVDでこの「トロン」を鑑賞しまし
た。感想は、「けっこう面白いじゃない」。
確かに、現在のCG作品と比較してしまうと、そのクオリティの低さは
言うまでもありませんが、当時はそれが革新的な意欲作であったことが十
分に伝わりますし、この作品からCG映画が発展していき、現在に至るの
だと思うと感慨深いものがあります。ストーリーは、主人公がコンピュー
タの中で戦いを繰り広げるシンプルなものですが、実写とCGを見事に融
合させ、「コンピュータのプログラムの中で人間が活動している」という
世界観はしっかりと構築されていたと思います。
興行的には失敗に終わりましたが、映像業界に影響を与えたことは確か
のようで、ウィキペティアによれば、ピクサーのジョン・ラセター監督は
本作を見たことがキッカケでCGアニメに転向したのだとか。また、19
82年10月号の弊誌にも、「コンピューター関係の客層が多く見られる」
と劇場の様子を記しています。(コンピューター関係の客層??)
ディズニーとしては、その後のCG時代に臨む意気込みを「トロン」で
表したのでしょう。それから28年の月日が経った現在、同社は再び「トロ
ン:レガシー」で3D映画時代に挑戦しようとしているのですから、この
シリーズへの特別な思いが感じられます。新時代の幕開けに「トロン」あ
り、といったところでしょうか。新作が今後の作品にどういった影響を与
えるのか、楽しみにして観たいと思います。
>おわり<
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
↓「文化通信速報」「文化通信ジャーナル」購読のご案内はこちら
https://www.bunkatsushin.com/regist/ ↓バックナンバー(一部売り)も承ります
https://www.bunkatsushin.com/regist/backnumber.aspx 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
+☆°+・。.。・+°°+・。.。・+☆°+・。.。・
■発行:文化通信社
http://www.bunkatsushin.com °+・。.。・+☆°+・。.。・+°°+・。.。・+☆
--------------------------------------------------------------------
◆個人情報の取扱いに関しては
下記アドレスにて「個人情報保護方針」をご覧ください。
http://www.bunkatsushin.com/privacy/ --------------------------------------------------------------------
Copyright (C) 2007 bunkatsushin All rights reserved.
■ 許可なく転載することを禁じます。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓