来日中の米女性歌手レディー・ガガが15日夜、開業を間近に控えた東京スカイツリー(東京都墨田区押上)を訪れた。今回の日本滞在最後の夜。あいにくの雨模様で綺麗な夜景にはならなかったが「こんなに美しい景色は見たことはありません」。日本のファンに「本当に色々とお世話になりました。ありがとうございました」と感謝を示した。
現代世界NO.1ポップアイコンが、日本一のスポットを電撃訪問した。日本で一番高いタワーで、22日のオープンを前に今最も注目を集める東京スカイツリー。「スカイツリーをイメージしたと思われる」(関係者)という立体的な銀のワンピースに黒のサングラスで、地上350メートルにある展望台をさっそうと歩いた。雨のため見晴らしは決して良くなかったが、満足げに投げキッス。
ガガは今回、世界ツアー「THE BORN THIS WAY BALL」の日本公演のため来日。5月10、12、13日の3日間にわたり、さいたまスーパーアリーナでライブを行い、チケット完全ソールドアウト、計10万5000人を動員する大成功を収めた。ライブ取材が規制されるなど、ならではの奇抜パフォーマンス披露は控えめだったが、最後の最後にサプライズが待っていた。ガガらしい場所から、大好きな日本の“リトルモンスター”たちにメッセージを送った。
「日本全国の皆様、私を応援して下さってありがとうございます。私の夢は、ついにかないました。日本での3公演がすべてソールドアウトでき、非常に感謝しています。今日は私の日本滞在の最後の日になります。それで、最後の夜に東京スカイツリーに来ました。外は雨ですけれども、こんなに美しい景色を見たことはありません。本当に色々とお世話になりました。ありがとうございました」。
ガガは16日には日本を立つ予定だという。