新オフィスレポート第1弾:毎日放送、Bizタワー新・東京支社「お披露目」
2008年03月04日
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併設されている「Bizスタジオ」は、スタジオ面積33.0㎡、副調整室33.6㎡。旧東京支社内に設置されていたスタジオよりも広くなった。「ゴチャ・まぜっ!」(月~木曜24時)の一部や、「MBSヤングタウン土曜日」(22時/パーソナリティ・明石家さんま)といったラジオ番組はここからレギュラー放送するほか、音楽やドラマ収録にも活用される予定。
スタジオには大阪本社からの遠隔操作カメラを常置しており、テレビの生放送入中に対応。東京の街を背景に、中継インタビューや番組収録も実施できる。
大阪本社とはトータル100Mbpsの専用回線サービスによりHD映像・音声・データの双方向通信が可能となり、リニア・ノンリニア編集機を持つ21.9㎡のポスプロ設備も併設されている。この回線によって、東京支社内では同局の地上デジタル放送が関西地区と同じ状態で視聴することができる。隣接するTBS放送センター設備との間も光回線、音声回線で結んでいる。
↑「Bizスタジオ」副調整室(サブ)
同局の東京支社は、1966年より約40年にわたり毎日新聞社などが入居する竹橋のパレスサイドビルに置いていたが、2008年を「グランドプラン構想実現の年」と位置付けており、東京に新拠点として、情報収集、関係者との物理的・精神的距離の近さを重視。赤坂サカスは「BLITZ」「ACTシアター」もある文化・情報の集積地で、TBSに近いことからJNN系列各局との連携が容易になる。BizタワーにはEMIミュージック・ジャパン、博報堂DYホールディングス各社も入居し、芸能関係各社、広告会社、番組制作会社とのアクセスも格段に向上した。
左から Bizタワーロビー / 赤坂サカス入口 / 赤坂BLITZ
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