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アニソン海外展開支援サイト「JAPAN ANIME MUSIC LAB.」オープン
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アニソン海外展開支援サイト「JAPAN ANIME MUSIC LAB.」オープン
PROMIC、海外と日本を繋ぐBtoBコンタクト機能提供/年間通した商談が可能に

2018年03月09日

サイト「JAPAN ANIME MUSIC LAB.」のトップページ

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 一般社団法人音楽産業・文化振興財団(PROMIC)は、アニメソング(アニソン)の海外展開支援サイト「JAPAN ANIME MUSIC LAB.」(以下:JAMLAB./読み:ジャムラボ)を2月5日にオープンした。サイト開設の経緯や特徴、今後の展望等について、プロモーションを担当するPROMICの小峰明子さんに話を聞いた。

――「JAMLAB.」を作った経緯は。

小峰 PROMICは、昨年14回目を迎えた音楽の国際見本市「東京国際ミュージック・マーケット」(TIMM)の開催等を通じて、日本のアーティスト、日本の音楽の海外進出をサポートしてきました。そして、PROMICが今年設立25年という節目を迎えたことを機に、あらためて今後どういった役割を果たしていけるのかを検討するタスクフォースの中から生まれたのが「JAMLAB.」です。

――具体的に役割とは。

小峰 これまでの支援を通じて、海外におけるアニソン関連のイベントを個々で開催できるようになってきた一方、海外のバイヤーやメディアの方々から「日本のアーティストをイベントに招聘したいけど、ブッキングの問い合わせをどこにすればいいのか分からない」「テレビやラジオの放送でオフィシャル素材を使いたいけれど、どこに連絡すればいいのか分からない」といった声も頂いていました。日本のレーベルの方々へのヒアリングも行い、こうした声に応えていくことが、日本の音楽が海外進出する際の側面支援になると考え「JAMLAB.」を作るに至りました。

――数あるジャンルの中で「アニソン」を選んだ理由は。

小峰 「Anime Festival Asia」(AFA)や「Anisong World Matsuri〝祭〟」など、すでに日本の会社と海外の会社が一緒にイベントを開催出来ていて、海外でもビジネスとして成立しつつあるのがアニソンの分野です。ですから、まずはアニソンに特化し、そこから他のジャンルにも広げていくことができればと考え、アニソンから始めることになりました。

――どういった利用者を想定していますか。

小峰 主に、日本のアニソンに関心がある海外のコンテンツバイヤーやイベンター、メディアの方々を想定しています。

――サイトの機能を教えてください。

小峰 大きく3つあります。1つは、データベース。2つ目は、ニュース。3つ目は、目玉でもあるオンライン経由でのBtoBコンタクト機能です。これらの機能はすべて英語で提供しています。データベースとニュースは誰でも見ることができますが、BtoBコンタクト機能は会員限定の機能になります。

――データベースにはどんな情報がありますか。

小峰 海外進出を積極的に考えている日本のアニソン関連アーティストと、そのアーティストの作品情報が登録されています。これらのデータは、「JAMLAB.」に参加して頂いている日本のレーベルに提供して頂いています。特徴としては、登録アーティストのプロフィールに「海外でのイベント実績」を項目として設けるなど、海外のバイヤーやメディアの方々が知りたい情報を提供していくことを目指しています。日本の参加レーベルは、開始当初9社で、2月下旬に16社に拡大し、登録アーティストは150組、登録作品は1500作品ほどになりました。今後も増やしていく予定です。

――ニュースはどんな記事を掲載していますか。

小峰 アニメビジネスに携わっている方のインタビューや、作品の発売情報、イベントレポート、日本で発表されたプレスリリースの翻訳等です。海外のバイヤーやメディアの方々をターゲットとしていますので、主にビジネス系の記事を中心に提供していきたいと考えています。

――BtoBコンタクト機能では具体的にどんなことができますか。

小峰 海外のバイヤーやメディアの方々から日本のレーベルに対してオンライン経由でビジネスオファーを出すことが出来ます。「TIMM」の開催期間中も会場にブースを設けて商談をして頂いていますが、「TIMM」の場合、どうしても開催期間が数日と限られてしまいます。「JAMLAB.」の会員になって頂ければ、年間を通してオンラインで日本のレーベルと商談することができるようになります。

――どうすれば会員になれますか。

小峰 会員になれるのは、基本的に海外のイベントやメディアに関わっている方々を対象としています。JAMLAB.のサイト上で会員登録の申請をして頂き、事務局で審査を行います。登録、利用は無料です。

――今後の展望を教えてください。

小峰 BtoBコンタクト機能については現在、海外から日本へのビジネスオファーのみ出すことができますが、今後は日本から海外にも売り込める機能の追加や、会員限定コンテンツの提供などを検討しています。また、データベースについては、アニメの「キャラクターソング」等が登録できるよう、今後のアップデートで仕様変更する予定です。「JAMLAB.」の認知拡大のためのPR活動にも力を入れていきます。3月22~25日まで東京ビッグサイトで開催されるアニメイベント「AnimeJapan2018」のビジネスデイ(22・23日)に出展し、主にビジネス関係者に向けた広報活動を展開します。まずは国内外で認知を広げ参加企業を増やし、将来的には「TIMM」と並ぶPROMICの事業の柱となるよう育てていきたいと考えています。(了)


■アニソン海外展開支援サイト「JAPAN ANIME MUSIC LAB.」
JapanAnimeMusicLab_logo_230.jpg

■参加レーベル・企業(アルファベット順)
エイベックス・エンタテインメント
エイベックス・ピクチャーズ
ビーイング
フライングドッグ
フォーライフミュージックエンタテイメント
キングレコード
ランティス
MAGES.
5pb.Records
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
日本コロムビア
ポニーキャニオン
SACRA MUSIC
東宝
徳間ジャパンコミュニケーションズ
よしもとクリエイティブ・エージェンシー
ZERO-A
※計16レーベル・企業、2018年2月現在


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