仲代達矢主演時代劇「果し合い」完成披露！劇場公開も決定

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仲代達矢主演時代劇「果し合い」完成披露！劇場公開も決定

左から杉田成道、原田美枝子、仲代達矢、桜庭ななみ、柳下大の各氏

仲代達矢

★仲代達矢主演時代劇「果し合い」完成披露！（19時38分）
　劇場公開も決定!!

　スカパー！、時代劇専門チャンネルのオリジナル時代劇「藤沢周平 新ドラマシリーズ」の第１弾『果し合い』（制作松竹）の完成披露試写会が８日（木）夕、有楽町マリオンの丸の内ピカデリー１で行われ、上映後、主演の仲代達矢はじめ、桜庭ななみ、原田美枝子、柳下大、監督の杉田成道が登壇した。

　同作品は、ＢＳスカパー！で10月31日（土）15時と同日19時に放送されるが、この日、劇場公開することが発表された。11月７日（土）から同13日（金）まで１週間、東京・銀座の東劇で公開される。

　仲代達矢は、生涯の大半を庄司家の部屋住みとして無為に過ごす老いた下級武士・庄司佐之助を演じる。家族から厄介者扱いされるが、甥の娘の美也（桜庭ななみ）には心を許していた。そんな美也に気が進まぬ縁談が持ち込まれ、運命は動き出す。佐之助は〝愛〟のために身を捨て再び刀を手にする…という物語。

　観客と一緒に観て、自身も涙してしまったという仲代は「私はそろそろ83歳になるが、チャンバラは到底出来ないだろうと思った。でも、足がわるい役なので、逆に立ち回りが下手でもいいか」なんてと笑わせたが、杉田監督は「仲代さんがはじめは老人に見えていたものが、（愛のために）だんだんと〝侍〟となっていく」と話し、仲代の圧倒的な存在感が際立つ作品に仕上がっている。
　他に、益岡徹らが共演している。

　 藤沢周平原作の同シリーズは、同作含め４作品が制作、放送される。企画・プロデュースは時代劇専門チャンネル、日本映画専門チャンネルを運営する日本映画放送㈱の宮川朋之氏
　第２弾は檀れい主演『遅いしあわせ』。時代劇専門チャンネルで11月23日（月・祝）21時放送する。第３弾は中村梅雀主演『冬の日』。時代劇専門チャンネルで12月６日（日）21時放送する。
　そして第４弾は、ＢＳフジ開局15周年記念作品となる、北大路欣也主演『三屋清左衛門残日録』。ＢＳフジで２０１６年春放送する。同作は４Ｋで制作され、スカパー！４Ｋ総合でも放送される。

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