堀北真希まっしろ!志田、高梨、菜々緒らと夢の“白衣の天使”競演
2015年01月08日
女優の堀北真希が主演するTBS系連続ドラマ「まっしろ」(1月13日~火曜午後10時)の発表会見が8日、都内で行われ、夢のような“白衣の天使”たちがそろった。堀北をはじめ、志田未来、高梨臨、菜々緒、MEGUMI、木村多江がナースの役衣装で登場。堀北は「気が引き締まる。体にフィットして緊張感が保てる」とにこやかに語った。タイトなミニスカートの高梨は「看護師をしていた姉に『こんな衣装ありえない』って言われた」と明かしながら夢見心地だった。
現実にはパンツスタイルが主流になった看護師にあって、ドラマは“まっしろ”なスカートが健在。志田は若々しく、木村も気合い十分。高級病院が舞台で、ミニやフレアなどそれぞれ華やかに。高梨よりさらに短い丈で美脚を見せつけた菜々緒は「衣装を見てテンションが上がった!」とはしゃいだ。MEGUMIは「(グラビアアイドルだった)さんざん昔に看護師のコスプレをして久しぶり。大丈夫かな?」と笑わせた。
看護師をテーマにした「白い大奥」の物語。堀北演じる主人公・朱里が、玉の輿を狙いセレブ御用達の病院に転職し、女たちの派閥争いや複雑な人間関係を目の当たりにしながら、患者と相対し成長していく姿を描く。堀北は「朱里は前向きで明るくてすてき。看護師という仕事に向き合っていく姿を大事に演じたい」と意気込んだ。劇中では白衣に加え、お嬢様を装う私服姿も見せ「これがモテるんじゃないかという基準で選んでいます」とはにかんだ。
朱里に加え、志田と高梨演じる若手ナースを「白い大奥」が取り巻く構図。菜々緒、MEGUMI、水野美紀らが火花を散らし、「大奥」の総取締役にあたる看護師長役の木村は「『笑いながら目は笑っていない』を練習しました」とほほえんだ。恋愛のドロドロも絡み、志田が「女って怖いな」とこぼせば、堀北は「心で全然違うことを思っていながら、ニコニコすてきなことを言えちゃうのが怖い」と苦笑い。
男性陣は、柳楽優弥がアメリカ帰りの外科医を演じるほか、性格最悪の外科センター長役に石黒賢、扱いづらい小説家の患者役に眞島秀和ら。会見中に何度も頭を“まっしろ”にさせ笑いをとった柳楽は「暗くなくて面白くポップ」とドラマをアピール。石黒は、菜々緒との不倫シーンなど美女に囲まれる撮影に喜びながら「訓示を垂れるシーンは意外と恥ずかしい」と照れていた。
昨年「昼顔」をヒットさせた脚本家・井上由美子氏のオリジナル新作。かつて「白い巨塔」を手がけ、今度は「白い大奥」を書き下ろす。背景には父の死に寄り添った看護師の存在があり「医療ドラマにあって、切った張ったの外科医ではなく脇役たちの思いを感じてもらえれば」と語った。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。