三浦春馬、打倒エイズへ全身全霊! ラオス視察し熱き思い
2014年12月02日
俳優の三浦春馬が、エイズ撲滅のため熱いメッセージを発した。世界エイズデーの12月1日、事務所の先輩・岸谷五朗と寺脇康文が22年続けるチャリティライブイベント「Act Against AIDS(AAA)2014『THE VARIETY 22』」に出演し、東京・日本武道館に集った6500人を前に、全身全霊で歌い踊った。また、支援先のラオスを視察してきたと報告し「皆さんの支援がまだまだ必要!」と訴えた。
岸谷と寺脇、そして三浦がオープニングから沸かせた。趣向を凝らした「ハイスクールララバイ」「星空のディスタンス」「仮面舞踏会」メドレー。さらに三浦はポルノグラフィティとともに「サウダージ」を熱唱し、flumpoolのボーカル・山村隆太とゆず「いつか」をギター弾き語りで披露。MCにも走り回り、16組37人が集結し3時間半以上に及んだ今年の「AAA」で主役級の働きを見せた。岸谷、寺脇から「大活躍だった」と労われた。
三浦は「AAA」に2007年から8年連続で参加。エンタテインメントの力で世界からエイズを無くそうと奮闘する岸谷、寺脇を見習い、主演大作映画「進撃の巨人」撮影など多忙を極める中、今年も準備に励んできた。収益金で小児病棟を建設中のラオスに渡り、その現状を自分の目で確認。三浦は「苦しむ人々に実際会い、その前向きな精神に胸を打たれた」と、さらなる活動を誓った。
今年も全国各地で行われた「AAA」イベント。武道館は、初登場のGENERATIONS from EXILE TRIBEに熱狂。サンプラザ中野くん、高橋優らの魂の歌声に総立ちになった。FLOW×GRANRODEOが貴重なコラボを披露すれば、Rihwa、WEAVERは美メロディーで魅了。俳優陣も負けじと平岡祐太がギタープレイを披露し、吉高由里子と鈴木亮平は朝ドラ「花子とアン」夫婦で恋文を朗読しロマンチックなムードに包んだ。
昨年は1535万3569円が集まり、うち1300万円超をラオスの小児病棟建設費に充てたと報告。2年前の更地から来年2月開院予定まで出来上がり、岸谷は「皆さん一人一人のチケット代で、一つ我々の目的が達成します」と感謝。さらに寺脇は「買わなきゃいけないものがいっぱいある」と継続支援を呼びかけた。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。