【写真特集】イオンシネマ京都桂川、10月17日グランドオープン
2014年10月20日
イオンシネマ入口の右隣に、イオンエンターテイメント直営カフェが営業開始。
シネコンにカフェを併設することで、連続性を持って楽しめるエンタメ空間を創造するという。
カフェ入口に設置されたドリンクのメニュー。スペシャルティコーヒーの専門店「堀口珈琲」の豆を使用し、最新の抽出マシン「スチームパンク」でコーヒーを提供するなど、本格的な品揃え。
フードのメニューも充実している。トースト、サンドイッチが数種ずつ。パフェやポテトもある。
訪れた10月10日の昼ごろは、ひっきりなしに人が並んでいた。
店内に着席して撮影。かなり奥行がある。なかなか雰囲気が良い。映画鑑賞の前後には、使い勝手が良さそうだ。
イオンシネマ京都桂川は、イオンモール京都桂川に入居する。モールはJR京都線の桂川駅に直結。桂川駅は京都駅から2駅、約5分。京都の市街地から近距離にある。
京都駅周辺では、邦画3社系の興行会社がそれぞれ自前のシネコンを経営する。隣接する久御山町のシネコンとは、自社競合となる。
別の側面もある。イオンエンターテイメントにとって、新しい領域となるカフェ事業。同社は京都桂川のカフェをトライアルと位置づけ、カフェの多店舗展開を視野に入れている。
イオンシネマ京都桂川は、この競合の激しいエリアでいかにして固定客を掴んでいくのか。また、併設するカフェが、どのような効果を生み出すのか。こうした複数の視点から、みていく必要があるだろう。
(了)
(文・写真・構成:松本貴則)