小林幸子、例年以上に豊作!初の武道館で紅白衣装3点披露へ
2014年09月30日
新潟県出身の演歌歌手・小林幸子が29日、恒例の稲刈りを新潟県長岡市山古志(旧山古志村)の「小林幸子田」で行った。新潟県中越地震で大被害を受けた山古志地区だが、その震災から今年は10年目を迎える。
小林は、震災以降9年にわたって復興を願って田植えと稲刈りを行ってきた。地道な行動が実って、今年は例年になく「豊作の年になった」と言う。
稲刈りには、山古志の住民が総出で駆け付けた他、長岡市立山古志小学校の全児童23人も参加した。収穫した魚沼産コシヒカリは5俵約300キロにもなるという。「米の使い道はこれから考えていきたい」と小林。
「みんなの力で作った“復興米”です。しかも、今年は持った感覚が例年より重い感じがした。震災後、稲作が出来るように夢見て頑張ってきたが、あれから10年。頑張ってきたことが実り、名実ともに“復興米”と言えるようになった」と言い、「これからも続けられる限り毎年、田植えと稲刈りは継続していきます」と目を輝かせていた。
さらに「日本のコメは評価も高く世界に誇れる。中でも新潟のコシヒカリは最高。そういった意味でも世界に広めたい」と意欲も見せていた。
小林は、11月17日には初めての日本武道館コンサートにも挑む。デビュー50周年の集大成として企画しているもので、ステージには過去「NHK紅白歌合戦」で使った衣装3点を持ち込み披露するという。「3点の衣装は秘密です。ただ、衣装替えも含め大規模なステージになると思う」と言う。
チケットは既に完売。「出来れば追加公演もやりたかった」(関係者)ほどの盛り上がりになっている。当日の公演の模様はニコニコ動画が初の試みとして全編にわたって生放送することも決まっている。「ネットで観てくれる視聴者にも楽しめるようなものにします」と小林。
なお、9月25日に発売されたミニアルバム「さちさちにしてあげる!」も好調で、iTunesアルバム総合ランキングでも10位にランクされた。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。