関根勤、初監督映画「したコメ」で初上映!温水・村松とオヤジトーク炸裂
2014年09月15日
タレント・関根勤の初監督映画『騒音 THE FIVE OYAJI』が14日、「第7回したまちコメディ映画祭 in 台東」(したコメ)の特別招待作品として、東京・台東区の不忍池水上音楽堂でワールドプレミア上映された。上映前に行われたトークショーに関根勤、主演をつとめた温水洋一、映画コメンテーターの有村昆、さらに客席に居た共演者の村松利史も途中乱入し、見どころをアピールした。
同作は、“地底人”と戦うことになった冴えないオヤジたちの活躍を描くSFアクションコメディ。関根が「くだらない映画。どうかみなさん見に来てくださいと言えない映画です」と話すと、「一緒に見たうちの奥さんも“サイテー”と言った」と温水。有村も「丸岡いずみも“サイテー”と言ってました」と話し、会場の笑いを誘った。
もともと映画を作りたいと思ってはいたものの、素人なので作る気はなかったと言う関根。それがCS放送「チャンネルNECO」で関根がMCをつとめる番組『映画ちゃん』の企画がきっかけで、初メガホンをとることに。主演はどうしても温水さんに出てほしいとオファーした。「記念すべき関根さんの初監督作。すぐ引き受けました」と温水。関根が「お忙しいからスケジュールおさえるの大変なんですよ。市村正親さんと同じくらい」と例えると、会場からは笑いが起こった。
さらに村松利史、酒井敏也が共演。「個々の共演はあったが“三つ巴”は初めて」と温水。関根は「そこが売り」と話し、村松からは「こんなの3人呼びませんよぉ!」と言われたと、モノマネで再現した。また関根が「村松さんと酒井さんがちょっと仲悪かった」と冗談で言うと、村松は「仲悪くないですよ!シャレにならないですよぉ!」とすかさず反論、観客を笑わせた。
スペシャルゲストには明石家さんま、タモリも友情出演。「さんまさんとタモリさんが共演するのは『大霊界2』以来。丹波哲郎さんとキャスティング力が並んだ」と関根。一方のさんまは温水、村松、酒井のメンツに「女性が食いつかんなあ」と反応したという。撮影当日、さんまのシーンは一発OK。村松は「普段の撮影はオヤジがだらだら喋ってるのに、急に『M-1』の決勝戦みたいな緊迫感があった」と興奮して語った。さらに『キル・ビル』のオマージュとして千葉真一も出演。関根は「『キル・ビル』の頃よりもっと迫力のある顔になってます。こちらもお楽しみに」と話した。
映画は来年公開予定。続編については「興行成績が良ければ」と関根。「僕の芸能生活の表の部分だけで来ちゃった人には、ほんとうに申し訳なかったと思う。僕の裏にはくだらない部分がいっぱいある。そういう人には喜んでいただけると思う」と話した。
なおCS放送「チャンネルNECO」の『映画ちゃん』では、トークショー・映画初上映の模様はもちろん、13日に行われた「したコメ」レッドカーペットにも完全密着。これら「したコメ」密着回(#108)は10月19日(日)17時ほかで放送予定。また9月15日(月・祝)22時30分ほか放送回(#105)では、「したコメ」当日に備えて映画祭会場の上野、浅草を下見に出かけた模様を送る。
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