7代目コント王へ個性豊か10組、さらばVSきん枝甥など一騎打ち!
2014年09月11日
今年7回目を迎えた、お笑いコント日本一決定戦「キングオブコント2014」の決勝(TBS系10月13日午後8時~10時54分生放送)に、アキナ、犬の心、巨匠、さらば青春の光、シソンヌ、チョコレートプラネット、バンビーノ、ラバーガール、ラブレターズ、リンゴスターの10組が進出を決めた。10日、東京・赤坂BLITZで行われた準決勝後に発表された。
今年は決勝枠が2組増え、より個性豊かに。さらば青春の光が3年連続ファイナリスト。ラブレターズは3年ぶり、ラバーガールは4年ぶり、チョコレートプラネットは第1回以来で6年ぶりに返り咲いた。他の6組は初めて晴れ舞台に立つ。
所属事務所別では、よしもとクリエイティブ・エージェンシーが5組、プロダクション人力舎が3組を占める一方、松竹芸能がゼロなど、明暗が分かれた。
決勝ルールも新たに、一騎打ち形式で激突する。抽選の結果、シソンヌVS巨匠、ラバーガールVSリンゴスター、バンビーノVSさらば青春の光 ラブレターズVS犬の心、チョコレートプラネットVSアキナと決まった。勝ち上がった5組によるファイナルステージも一騎打ちで、最後まで勝ち残った1組が優勝だ。
参加2810組の頂点、7代目コント王の座をかけ、例年以上に激戦必至。実績では一昨年2位、昨年4位のさらば青春の光がリード。松竹芸能を退社し、昨年個人事務所「ザ・森東」を設立、特別に気合いが入る。事務所の社長でもある森田哲矢は「賞金1000万円とって株主総会で良い報告をしたい」と笑わせた。対するバンビーノの藤田裕樹は、桂きん枝の甥というサラブレッドだ。
決勝MCは今年もダウンタウン、審査は準決勝敗退芸人たちが務める。優勝できずともブレイクへ大きなチャンス。1998年結成の犬の心は悲願の決勝切符に男泣き「演技力を見てほしい」とアピール。メンバーの不祥事で解散を経験し再起したアキナの秋山賢太は「(持ち時間)4分でどれだけ展開させられか」と力を込めた。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。