柳葉敏郎が学ランで絶叫フレ~!フレ~! しごかれ役は快感…
2014年07月09日
俳優・柳葉敏郎が9日、都内で行われたフジテレビ系主演連続ドラマ「あすなろ三三七拍子」(7月15日~火曜午後9時)の発表会見で、応援団長役になりきった。学ラン姿で「押忍!」と姿勢を正し、「フレ~!フレ~!あ・す・な・ろ!」と絶叫。「まだまだ25点。100点は最終回までとっておきたい」と自らを鼓舞した。
柳葉が15年ぶりに地上波連ドラ主演、しかも「35年ぶり」という学ラン姿で登場。50歳の応援団長役をまさに熱演。「(学ランが)暑いです! この暑さを精神的な情熱の熱さに変えて頑張っています」と気合いをみなぎらせた。ドラマの成功を目指し本気の応援団パフォーマンス。ド迫力で、団員役の剛力彩芽を「カッコいい! 団長についていこうと思った」と感激させた。
リストラを迫られたサラリーマンが、大学応援団に出向して奮闘するストーリー。年下のOBから厳しい指導を受ける。柳葉は「どっちかというとM的なものもありますので、快感をもってしごかれています」と冗談めかした。また「中学、高校とソフトテニスをやっていた当時を思い出す」と、体育会系の熱に浸った。
重松清氏の同名小説を映像化。廃部寸前の翌檜(あすなろ)大学の応援団員役には紅一点の剛力のほか、風間俊介、大内田悠平。また、応援団OB役に反町隆史、ほんこん。この日、凛々しい学ラン姿でそろった。
剛力は、男性社会に不満を持つ自身の役柄を通じ「女性の方に応援団に興味を持ってもらえたら」とアピール。金髪に染めた風間は「おつかれッス。チーッス」と今どきキャラで「いつもと違う役を楽しんでいる」と嬉しそう。指導側の反町が「現場ではフレンドリー」と言えば、柳葉は「設定上逆らえないので、ふだんの会話はできるだけ上から目線」と笑わせていた。
ほか、ドラマでは高畑充希がチアリーダー役を演じるのをはじめ、飯豊まりえ、菊池桃子、西田敏行、森口瑤子らが出演する。主題歌はスピッツの19年前の名曲「愛のことば」。劇中音楽は「あまちゃん」などの大友良英氏。会見は駒沢大学深沢キャンパスのホールで行われ、現役学生の応援団やチアガールたちがドラマにエールを送った。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。