小泉今日子&中井貴一は結ばれないで!安藤キャスターが大人の恋にはまる
2014年06月16日
女優・小泉今日子と俳優・中井貴一がW主演する、フジテレビ系連続ドラマ「続・最後から二番目の恋」(木曜午後10時)のファンイベントが16日、都内で行われ、意外な人物が駆けつけた。鎌倉を舞台にした大人の恋愛ドラマの続編。ファン代表で登壇したのは「スーパーニュース」安藤優子キャスター。「にわかファンじゃない」と本気で、「終わると“ロス”(喪失感)になる。ずっとやってほしい」さらなるシリーズ化を懇願した。
恋愛ドラマの不振が叫ばれるなか、中年の青春“最後から二番目の恋”を描いたストーリーが支持されている。2012年1月クール、同年11月の単発スペシャルに続き、今年4月スタートしたシーズン2の「続~」も好調。小泉と中井がデュエットする劇中歌「T字路」もCD化された。
ほとんど連ドラを見ないという安藤キャスターもハマった。小泉演じる48歳ドラマプロデューサー・吉野千明と中井演じる52歳市役所職員・長倉和平の“2人で100歳コンビ”の物語はすべて追ってきたという。「本当にファンなんです」と言い、主演2人のほか、内田有紀、飯島直子がそろった貴重な機会に「ずうずうしくやってまいりました」とはしゃいだ。
年齢を重ねていっそう面白く見られるドラマ。55歳の安藤キャスターは「(男女の)どうにもならないところ、大人のややこしい感じ、好きか嫌いかわけわかんない感じが好き」と熱弁をふるった。鎌倉を背景にした暮らしも憧れのようで「あんなに素敵な生活ってない。(千明のように)長倉家の横に住みたい!」。一方で「和平を男性としてどう思う?」と聞かれると「みんなに温かいところが嫌。どれかにして!」と笑わせた。
残り2話。千明と和平の行方について、安藤キャスターは「どうにもなってほしくない」と主張。理由は「(恋が)かなったらそこで終わっちゃうから」で、「『最後から二番目の恋』のタイトルの意味が分からなくなるくらい、ずっと(続編を)やってほしい」と訴えた。さらなる続編を期待する意見に、集まった一般のファンからも拍手が送られた。
イベントは、強気な千明と説教くさい和平のバトルトークシーンなどを振り返り盛り上がった。小泉は「決して派手ではないけれど、地道な、安定した視聴率を続けています。一定したみなさんが見てくれているからと実感しています」と感謝。大人だけでなく若者人気も高まり、中井は「またどこかでお会いできる日を楽しみにしています」と呼びかけた。これから最終回の撮影に入り、「灰になるまで燃えつきる」(小泉)覚悟で上質なドラマを作り上げる。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。