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冠二郎×palet、演歌とアイドル合体で新規ファン開拓に一案

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冠二郎×palet、演歌とアイドル合体で新規ファン開拓に一案

2014年04月25日

 キャリア47年のベテラン演歌歌手・冠二郎と新人アイドルユニット・paletの合同イベントが関心を集めた。24日、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で異色コラボ。双方のファン約2000人がお気に入りを応援するとともに、ふだん触れない音楽にも新鮮に聴き入った。

 ともにレコード会社・日本コロムビアに所属。冠が78枚目シングル「望郷エトランゼ」を、paletがメジャー2ndシングル「Keep on Lovin’You」を、ともに4月23日にリリースしたことから実現。レーベルメイトとして、音楽ジャンルや最大49歳差を越えた。冠は「音楽に年齢も国境もない」と手応えを語った。

 paletが新曲などで6人息のあったパフォーマンスで沸かせれば、冠はアイドルの聖地でも臆さず自慢の歌声で魅了。さらに、一日限定ユニット“二郎とぱれっと”を結成。冠の代表曲「炎」をコラボ歌唱して「セイヤー!」で会場が一体。逆にpaletが新曲の振り付けを冠に教え一緒に踊った。

 前日65歳の誕生日を迎えた冠。アイドル風の自己紹介もこなすなどノリノリで「こんなこと夢にも思っていなかった。感無量」と満面の笑み。若いパワーをくれたかわいい後輩たちに「歌唱力もあるし、楽曲もいい」と太鼓判を押した。

 paletは、冠を兄貴と慕うまでに。「祖母や祖父が大好きでサインをもらった。『セイヤー!』を円陣組むときに使わせていただきたい。二郎とぱれっとで紅白に出たい」とはしゃいだ。キャプテン・藤本結衣は「たくさん学ぶことができ、貴重な一日になった」と大先輩に感謝。目標の週間5位以内に向け弾みをつけた。

 CDセールスが伸び悩む音楽界。特に演歌は若い層への浸透が長年の課題。一方、人気のアイドルもグループが乱立し新規ファン開拓が難しくなってきている。そうしたなかでイベントが一案を示した。冠とpaletは、握手会も合同で行い、新たなファンの芽をつかんだようだ。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。

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