佐藤健、渡部篤郎ら“謝罪”会見 刑事ドラマ楽しすぎ撮影押し
2014年04月09日
俳優・佐藤健、渡部篤郎らが9日、都内で行われたフジテレビ系連続ドラマ「ビター・ブラッド ~最悪で最強の親子刑事~」(4月15日~火曜午後9時)の発表会見に出席。前の撮影が押して1時間遅れでの会見スタートになってしまい、開口一番「すみませんでした!」と一同で深々頭を下げた。謝罪会見ムードでつかむと後は笑い絶えず、佐藤と渡部が親子刑事を演じるドラマの現場の楽しさがありありと。司会の軽部真一アナウンサーが「盛り上がりすぎて押しちゃったんですね」と語っていた。
佐藤、渡部のほか、忽那汐里、吹越満、田中哲司、皆川猿時、EXILEのKEIJIらが出演し、笑いをふんだんに盛り込んだ刑事ドラマ。撮影はそうとう和やかなようで、佐藤が「笑いをこらえるのに必死で芝居に集中できない」と嘆くほど。アドリブの応酬で、佐藤は「台本はあってないようなもの」と言い、被り物などで積極的に笑いをとっているという渡部は「楽しくお客様に届けられる作品を作っていると実感しております」と胸を張った。
「踊る大捜査線」シリーズに憧れたという佐藤が初の刑事役。一方で「今クールは刑事ドラマが多いけれど、一番事件が起こらない」とアピールした。「結婚詐欺とか万引きとか、日常の些細な事件が多い」と言い、その中での「人物が見どころ」と熱っぽく。「僕らが目指しているのは、事件が起こらなくてもこの人たちが出ているから面白いというドラマで、それを作れているんじゃないかな」と自信をみせた。
困った人を放っておけない優しい新人刑事(佐藤)が、幼少期に離別した父親で風変わりなベテラン刑事(渡部)とバディを組み奮闘していくストーリー。爆笑を誘う個性的なチームが魅力。紅一点の忽那は「(男性陣)みんな優しいけれど…あえて一人挙げると吹越さん」と主演の佐藤をふって笑いを誘い、刺激的な“刑事”の現場にKEIJIは「毎日が勉強の日々」と笑顔で語った。
雫井脩介氏の人気ミステリーにオリジナル要素を加えドラマ化。アジアで絶大な人気の台湾ロックバンド・Mayday(メイデイ)が小林武史氏とバディを組んだ主題歌「Do You Ever Shine?」にも注目。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。