全日本国民的美少女コンテスト、新趣向で“踊って歌える才能”発掘へ
2014年02月05日
芸能事務所・オスカープロモーションは5日、伝統の大規模新人オーディション「第14回全日本国民的美少女コンテスト」の概要説明会見を都内で行った。2012年以来で2年ぶりの開催。正統派美少女スターを発掘する基本方針は変わらないが、オスカーの鈴木誠司副社長は「今回は、特に歌って踊れる美少女を輩出したい」と語った。
米倉涼子(第6回大会審査員特別賞)、上戸彩(第7回大会審査員特別賞)をはじめ、近年では武井咲(第11回大会モデル部門賞・マルチメディア賞)、剛力彩芽(第8回大会出場)、忽那汐里(第11回大会審査員特別賞)、吉本実憂(第13回大会グランプリ)らを見い出してきた芸能界の登竜門。第14回大会で新趣向。これまでの女優、モデル志望とはひと味違う才能を探し出す。
ダンスが得意で、2月26日に2ndシングル「あなたの100の嫌いなところ」のリリースが控える剛力も、会見で「一緒に踊れたらうれしい」と応募者に期待を寄せた。グランプリ受賞者は、メジャーレコード会社から歌手デビューできる。さらに、オスカーに所属し、映画出演、テレビドラマ出演も約束。賞金は200万円。
2月13日から募集開始(5月12日締切)。大丸松坂屋百貨店のデパートでも地方審査会などを行い、本選大会は8月5日に都内ホテルで盛大に開催される。今回も応募総数約10万通の激戦を予感。しかし剛力は、自身が本選大会に進めずとも夢をかなえた経験をもとに「どんな状況でもチャンスはめぐってくる。チャンスをつかむための一歩が大切」と呼びかけた。
会見には剛力をはじめ、武井、忽那、吉本の旬な4人がそろった。武井が、名古屋から上京して本選大会に臨んだ8年前を「東京のケーキの豪華さに感動した」と振り返ると、同期の帰国子女・忽那も「重大さをわからず、ピョンピョンかけずりまわって楽しんでいた」と懐かしげ。武井は「応募の理由は『テレビに出たいから』でいい」とアピール。ほんの1年半前に受賞する側だった吉本は「人見知りを克服するため応募して……人生が変わって自分も変わった」と芸能人の微笑みだった。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。