▲国内線第1旅客ターミナル店
▲国際線旅客ターミナル店
日本発のキャラクター「初音ミク」を世界へ発信――バーチャルアイドル歌手「初音ミク」の期間限定コンセプトショップ「ウイングショップ」が1月17日、東京・大田区の羽田空港にオープンした。
運営は、「3Dプリンター」によるフィギュアの制作・販売はじめ様々なソリューション事業を展開するソニー・ミュージックエンタテインメントのグループ会社、ソニー・ミュージックコミュニケーションズ(SMC)が担い、ボーカル音源ソフト「初音ミク」の発売元であるクリプトン・フューチャー・メディア(本社・北海道札幌市)が協力する。
オープン当日13時からオープニングセレモニーが行われ、SMCの水野道訓代表とクリプトン社の伊藤博之代表が出席した。
水野代表は「期間限定ではありますが、日本はもとより世界初の初音ミク常設店をオープンできたことを非常に有り難く思う。我々SMCとしても初音ミクさんをこのショップから世界に頑張って発信していきたい」。
伊藤代表は「こういう常設店という形はほぼ初めて。音楽ソフトから生まれたミクさんが空港という多くの人たちが集まる場所にショップという形で出て行けることは本当に有り難いこと。3月までの期間限定ですが、沢山の人にこの店を利用して頂き喜んで頂き、ミクさんに関心をもって頂ければ嬉しい」と挨拶した。
引き続き両代表によるテープカットが行われ、集まったファンや関係者らが拍手で開店を祝った。
▲SMC水野代表
▲クリプトン伊藤代表
▲水野代表、伊藤代表によるテープカット
「ウイングショップ」は、国内線第1旅客ターミナル2階出発ロビーと国際線旅客ターミナル5階COOL ZONEに1店舗ずつ、計2店舗オープン。2店舗とも旅行グッズ、お菓子、アパレル、文房具、CDなど共通の初音ミク関連グッズを販売する。
国内線第1旅客ターミナル店は、国際線旅客ターミナル店よりも広く、中央に初音ミク等身大フィギュア(身長158cm)が展示されている他、画面内にARで出現する初音ミクと対戦できるPS Vitaのゲーム「Miku Miku Hockey」特別版を体験できるスペースがある。
国際線旅客ターミナル店は、同店舗限定商品として「初音ミク V3 ENGLISH」のビジュアルイメージを描いたイラストレーター、zain(ざいん)氏による初音ミクのイラストをデザインした各種グッズ(タペストリー、iPhoneケース、Tシャツなど)を販売している。また、初めて初音ミクに触れる海外からの旅行客にも分かるよう、初音ミクについて英文で説明したポスターを店内に掲示している。
「ウイングショップ」の営業期間は1月17日から3月31日まで。
【国内線第1旅客ターミナル店】
▲入り口で初音ミクのディスプレイがお出迎え
▲別の入り口には異なるデザインも
▲店内の様子
▲中央に等身大(158cm)フィギュア
▲初音ミク誕生からのヒストリー
▲可愛らしいイラストのキーホルダー
▲ジグソーパズル
▲Tシャツ
▲扇子
▲「Miku Miku Hockey」。ARで出現する初音ミクと対戦
▲プレイ中の映像が店頭のテレビに映し出される
【国際線旅客ターミナル店】
▲入口
▲国際線店舗には限定商品も
▲限定商品。イラストレーター、zain(ざいん)氏のイラストによるグッズ
▲英語による初音ミクの説明
▲初音ミク関連のCD
▲お菓子(左・クランキーチョコレート、右・カマンベールチーズケーキ)
▲ブランケット
▲マフラータオル
▲左右ぬいぐるみ。中央(箱)ぷちフィギュア
▲壁にも様々なグッズが展示販売されている
▲マグボトル
▲リカちゃん人形
「ウイングショップ」の営業期間は1月17日から3月31日まで。
(文・構成 中原卓彦)