桂雀々、大みそか大ネタ大熱演!春風亭昇太とトークも
2013年12月26日
落語家の桂雀々が、紅白歌合戦の裏で大ネタに挑む。BS12ch「TwellV」の冠レギュラー番組「桂雀々の大判小判がじゃくじゃく」(土曜午後1時)の特番が12月31日夜に放送されるもので、1時間を超える大作落語「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」を披露する。
「地獄八景亡者戯」は、人間国宝三代目桂米朝の十八番。爆笑必至の“地獄ツアー物語”だが、全編演じ切るのにゆうに1時間以上かかるだけでなく、身ぶり手ぶりなど相当の技量が必要。雀々の師匠、故・桂枝雀さんをはじめ名人たちが受け継いできた。大阪から上京し勝負する雀々が、時事ネタもふんだんに織り交ぜ大みそかに大熱演、2013年を笑いで締めくくる。
NHK紅白の裏、夜8時からの2時間特番「桂雀々の地獄八景亡者戯2013」。雀々が12月18日に東京・築地本願寺ブディストホールで行った独演会の模様を収録して放送する。
また番組では、雀々と春風亭昇太の対談も。振り返れば昨年のクリスマスイブ、雀々が急病で高座にあがれなくなり、昇太が代役を務めたという。スーパー銭湯で一杯やりながらのトークで笑い納め。昇太は、雀々に対し「紅白歌合戦にぶつける顔!?(雀々の)その顔、ぶつかった後でしょ!」。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。