本田望結&小芝風花“氷上”共演! ドラマでフィギュアの実力披露
2013年11月11日
人気子役・本田望結と期待の女優・小芝風花が“氷上”で共演した。テレビ東京系で12月25日午後9時放送のテレビ愛知開局30周年記念ドラマ「スケート靴の約束~名古屋女子フィギュア物語~」に姉妹役で出演。11日、都内で行われた完成試写で、2人が吹き替えなしでリンクを華麗に舞う姿が披露された。
そろって回転ジャンプを決めるなど2人とも相当な実力者。妹役の本田は、ドラマ「家政婦のミタ」でブレイクし、子役として活躍する一方、フィギュアスケート選手としても将来を期待されている。会見では、「大好きなフィギュアをお芝居でもできてとっても幸せだった」と笑顔をふりまいた。
一方、姉役の小芝は、来春公開の実写映画「魔女の宅急便」で主人公キキ役に抜てきされ注目度上昇中。実は、中学2年までフィギュアスケートに打ち込んでいて西日本大会上位入賞の経歴の持ち主。「生かせる役ができて嬉しい」とこちらもニッコリ。現在は競技からは離れているとあって「すっごい練習して勘を取り戻した」とはにかんだ。
本田と小芝のアイスリンク上での共演シーンは圧巻で、父親役の別所哲也は「さっきまでチャーハンを一緒に食べていた2人が、軽々とビールマンスピン……。フィギュアスケートって究極のスポーツ、アートだね」と唸るばかりだった。
フィギュア王国・名古屋を舞台に描く本格フィギュアスケートドラマ。伊藤みどり、浅田真央、村上佳菜子らトップスケーターを輩出した大須スケートリンク(名古屋スポーツセンター)などで実際に撮影を行い、臨場感あふれるスケートシーンに乗せ家族の絆と夢を描く。
トップスケーターとして将来を有望視されていた小芝演じる姉が事故で光を失い、本田演じる妹がその夢を受け継ぎ滑り始めるという物語。安田成美演じる元フィギュア選手の母、別所演じる元高校球児の父、かたせ梨乃演じるコーチらが姉妹を見守る。
10月末の全日本フィギュアスケートノービス選手権大会で3位(ノービスA女子)に入った本田の実姉・真凛も出演し、本当の姉妹共演も実現。また、元世界トップ選手の伊藤、浅田舞が特別出演。地元の若手スケーターもエキストラで多数参加するなど、名古屋でしかできないドラマになった。ソチ五輪のフィギュア代表選手決定直後のタイミングで放送になる。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。