堀北真希テイクオフ!斎藤工「女の子の夢がパイロットになれば」
2013年10月07日
女優・堀北真希が主演するフジテレビ系ドラマ「ミス・パイロット」(10月15日~火曜午後9時)の発表会見が7日、都内のANA機体整備工場で行われた。航空ドラマ史上初、女性パイロット候補生が主人公。“テイクオフ”にあたり、堀北真希は「うまく前に進めず悩んでいる人たちの背中を押すドラマにしたい」と気合い十分。教官役の斎藤工は「いつか女の子が夢の欄にパイロットと書いてくれたらこのドラマは成功」と期待を込めた。
旅客機をバックに、パイロットやグランドスタッフの制服に身を包んだ主要キャストが凛々しくそろった。ANA全面協力ですべて本物。堀北の制服は採寸から約1カ月かけ作られ「(着心地は)いい気分です。くれるんですか?」とニッコリ。斎藤は「数十分後に実際に乗客を乗せて空を飛ぶ機体、本物が映り込むスケール感はテレビの枠を超えるんじゃないか」と興奮気味に話した。
就職活動に苦戦するごく普通の女性が、パイロットという大きな夢を見い出し、持ち前の素直さと明るさで厳しいハードルを乗り越えていく物語。女性の成長ストーリーを軸に、訓練生仲間、教官、航空会社スタッフら空にかける人々の群像劇を描き出す。
堀北演じる主人公・手塚晴の良きライバル役を演じる相武紗季は「訓練生の絆が描かれている。パイロットってひとりだけだと認識しがちだけれど、仲間で成長していくと知った」とアピール。アメリカロケも敢行、実際のパイロット養成施設で約2週間撮影し結束を深めた。
子どものころは海で活躍するライフセーバーになるのが夢だったという堀北。今は「空港で働いている人や飛行機に注目するようになった」と空に夢中。「パイロットになるのはとても厳しく険しい。そこに立ち向かっていく私たちの姿で(視聴者に)元気を与えられれば」と熱が入った。グランドスタッフ役に桜庭ななみ、菜々緒。パイロット総責任者役に岩城滉一ら。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。