小栗旬が掛布、津田、ヨーコの引退劇に感銘
2013年09月12日
俳優の小栗旬が12日、TBS系大型特番「テレビ未来遺産」シリーズの「壮絶…なぜ私はやめたのか?伝説の引退SP」(10月14日午後9時)を都内の同局で収録、取材に応じた。番組はスポーツ選手の引退に焦点を当てたドキュメンタリーで、小栗はナビゲーター役。「スポーツ選手のドキュメンタリーを見ると、僕がどれほど努力していないかわかる」と謙虚に語った。
番組では、ミスタータイガース掛布雅之氏、炎のストッパー故津田恒実氏、バレーのヨーコ・ゼッターランド氏の引退劇の真相に迫る。小栗は3人の引き際に感銘を受けたよう。「俳優は(スポーツ選手ほど)プレッシャーはない」と言いながら、「最近は海外とかで俳優が引退するという話も聞く。思うように体が動かなくなって、セリフ覚えが悪くなってきたりすると、ボチボチと考えるのかな」と思いをはせた。
「掛布さんと津田さんの引退のことをやれて(野球ファンの)父が非常に喜んでくれるはず」。父が阪神ファンとあって掛布氏には特に思いがあり「1985年の優勝の記憶はないけれど、珍プレー好プレーで、バース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発を見た。(引退劇を)あらためて知られてよかった」と笑顔を見せた。
2020年東京五輪開催が決まりスポーツが盛り上がる最中、昨年10月に続く第2弾となる。次は誰の引退を取りあげたい? と聞かれ、「僕らの世代だとやっぱり中田英寿さん。どういう思いで引退されたのか興味がある。多くを語らない方なので知られていないことも多いだろうし」と答えていた。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。