“歌う王冠” 日本クラウン創業50周年
2013年08月14日
“歌う王冠” 日本クラウン
創業50周年記念コンサート盛大に
最前列左から瀬川瑛子、水前寺清子、北島三郎、西郷輝彦、美川憲一
2列目同、キム・ヨンジャ、鳥羽一郎、アグネス・チャン
3列目同、川野夏美、和田青児、北川大介
4列目同、竹川美子、桜井くみ子
最後列同、大江裕、三山ひろし、松尾雄史
新旧コラボ共演。4人で北島のヒット曲「函館の女」を歌唱
左から和田青児、北島三郎、大江裕、三山ひろし
エンディングは北島三郎の「まつり」を出演者全員で
レコード会社「日本クラウン株式会社」は今年(2013年)9月6日、創業50周年を迎える。
これを記念して同社は8月8日、東京・中野区の中野サンプラザホールでアニバーサリー公演「日本クラウン株式会社創立50周年記念 歌う王冠 クラウン・オールスターパレード」を開催した。
北島三郎、西郷輝彦、水前寺清子、美川憲一ら初期の時代から現在に至るまで日本クラウンを支えてきたベテラン勢から、さくらまや、大江裕、三山ひろし、松尾雄史など期待の若手まで、所属アーティスト総勢35組が出演。演歌、歌謡曲はもちろん、かぐや姫「神田川」(1973年)、イルカ「なごり雪」(75年)、風「22才の別れ」(75年)などのフォークソングを含め、時代を彩ってきた名曲、ヒット曲の数々、計57曲を披露。最後は、出演者全員で北島三郎の「まつり」を熱唱し、約3時間半に及ぶステージに幕を閉じた。
日本クラウンと共に演歌の道を歩んできた北島は「半世紀クラウンと一緒に歩いてきました。1つの大きな区切りの50年。(クラウンには)素晴らしい仲間がいっぱいいますから。これからも演歌ひとすじ、まだまだ歩いていこうと思います。クラウンをこれからもよろしくお願いします」とコメントを寄せた。
このコンサートの模様は後日、BSジャパン「サブちゃんと歌仲間」で放送される予定。
以下、当日の出演者と歌唱曲(出演順)。
司会:宮本隆治(現フリーアナウンサー、元NHKアナウンサー)
演奏:三原綱木とザ・ニューブリード
構成・演出:島田源領
●第1部
1.水前寺清子「涙を抱いた渡り鳥」
2.水前寺清子「いっぽんどっこの唄」
3.水前寺清子「春の華」
4.瀬川瑛子「長崎の夜はむらさき」
5.瀬川瑛子「命くれない」
6.瀬川瑛子「のこり月」
7.桜井くみ子「関東春雨傘」
8.秋岡秀治「浪曲子守唄」
9.水沢明美「温泉芸者」
10.花咲ゆき美「ラブユー東京」
11.笹みどり「男の償い」
12.笹みどり「下町育ち」
13.門脇陸男「祝い船」
14.高橋キヨ子「伊勢音頭(正調~)」
15.鎌田英一「大漁唄い込み」
16.大江裕「みかんの故郷」
17.三山ひろし「男のうそ」
18.成世昌平「はぐれコキリコ」
19.成世昌平「遠きふるさと」
20.真咲よう子「哀愁・嵯峨野路」
21.長保有紀「花筏」
22.長保有紀「嘘の花」
23.山口かおる「東京流れ者」
24.竹川美子「叱らないで」
25.立樹みか「ふり向いてもくれない」
26.真木ことみ「夜の銀狐」
27.キム・ヨンジャ「涙の鎖」
28.キム・ヨンジャ「陽は昇る」
29.キム・ヨンジャ「酒ごころ」
30.美川憲一「柳ヶ瀬ブルース」
31.美川憲一「さそり座の女」
32.美川憲一「生きる」
33.水前寺清子「三百六十五歩のマーチ」
〜休憩20分〜
●第2部
1.西郷輝彦「星のフラメンコ」
2.西郷輝彦「君だけを」
3.アグネス・チャン「草原の輝き2005」
4.アグネス・チャン「この身がちぎれるほどに~Lovin' you is killin' me~」
5.アグネス・チャン「午後の通り雨」
6.西郷輝彦「燃えろ夜明けまで」
7.黒川英二「22才の別れ」
8.川野夏美「なごり雪」
9.和田青児「神田川」
10.千葉げん太「宗右衛門町ブルース」
11.松永ひとみ「足手まとい」
12.瀬口侑希「不如帰」
13.北川大介「昔の名前で出ています」
14.山田太郎「新聞少年」
15.さくらまや「大漁まつり」
16.松尾雄史「純子の泪」
17.鳥羽一郎「兄弟船」
18.鳥羽一郎「一厘のブルース」
19.北島三郎、鳥羽一郎「演歌兄弟」
20.北島三郎、和田青児、大江裕、三山ひろし「函館の女」
21.北島三郎「北の漁場」
22.北島三郎「風雪ながれ旅」
23.北島三郎「百年の蝉」
24.全員「まつり」
(文・構成 中原卓彦)