モー娘。背負う9期・10期に使命感芽ばえる …座長舞台が開幕
2013年06月12日
アイドルグループ・モーニング娘。の譜久村聖、鞘師里保、飯窪春菜、石田亜佑美、工藤遥が出演する舞台「ごがくゆう」が12日、東京・新宿の紀伊國屋サザンシアターで開幕した。リーダー道重さゆみ、5月に卒業した田中れいなら先輩が不在ながら、これからのモー娘。を背負う9期・10期メンバーが躍動。鞘師は「一人一人がやんなきゃとなった」と使命感の芽生えを明かし、サブリーダーの譜久村は「また新しいモー娘。を作りだせたら」と力を込めた。
これまでは先輩たちに引っ張ってもらうばかりで「もめ事もあった」という9期・10期メンバーが一致団結。譜久村は「助け合いながら、ひとつにまとまれた」と成長を報告した。12期メンバーのオーディションも進行中。譜久村とともにサブリーダーを務める飯窪は「“駆け込み”オーディションだからまだ間にあう」と未来の後輩たちに応募を呼びかけた。
モー娘。は15周年を迎えた。10年在籍する道重以外は全盛期を知らず、13歳の工藤に至っては「LOVEマシーン」発売時にまだ生まれてもいなかった。それでもメンバーであることを「誇りに思う」。初代リーダー中澤裕子ら偉大なOGたちの後を追い続けると誓っていた。
舞台は、塩田泰造主宰の劇団「大人の麦茶」とコラボしたロマンティックコメディー。鞘師は「プリンセス役に注目して」、石田は「がさつで男勝りなアイドルのときと違った面を見て」と対照的。飯窪が大好きな漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のパロディーがあると熱烈アピールすれば、石田は「面白いことを言えない人と見られているけれど、今回は期待してほしい」と“笑い”に自信をのぞかせていた。
6月17日まで同所で公演。大阪公演を6月22日・23日にシアターBRAVA!で予定。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。