三浦祐太朗、北海道弁で千春役を熱演熱唱!全国公演開幕
2013年02月21日
三浦友和・百恵さん夫妻の長男で歌手・三浦祐太朗が主演する舞台「旅立ち~足寄より~」(主催=文化通信社)が19日、名古屋市芸術創造センターから幕を開けた。全国7都市をまわる。祐太朗は「全編が北海道弁なので覚えるのも流れをつかむのも大変だった。ただ、観てくれる人には楽しんでもらえるはず」と自信をにじませている。
歌手・松山千春の自伝的小説「足寄より」の舞台化。若き日の千春役を演じた祐太朗は、当時の千春ファッションに身を包み熱演。また、ギター弾き語りで名曲「旅立ち」や「足寄より」「オホーツクの海」「初恋」「銀の雨」などを千春独特の奏法“2フィンガー”で熱唱。名古屋公演は、観客が総立ちとなり大合唱が巻き起こった。
千春と北海道STVラジオの竹田健二ディレクターとの出会い、デビューまでの触れ合い、絆、信頼、そして悲しい別れを描いた感動作。貧乏、挫折、屈辱を味わいながらも、突っ張って夢を追いかけた青春の日々を、ドラマ「臨場」「遺留捜査」などの尾西兼一氏の脚本、「教師びんびん物語」「GTO」(反町隆史版)などの赤羽博氏の演出で描く。
戦隊シリーズ出身のイケメン俳優・金子昇が、竹田ディレクター役。金子は「舞台の内容が出会いや絆といった人と人との結びつきなので、これまで出演してきた舞台やドラマとは全く違って演じ方に苦労している」と語りながらも、祐太朗と全身全霊でぶつかりあう意気だ。
ほかに、杉田二郎、宮本真希、逸見太郎、長江健次、堀川りょう、岩井七世、ワカバ、しおりらが出演。今後の日程は、2月23日=大阪サンケイホールブリーゼ、2月26日=福岡ももちパレス、3月15日=静岡市民文化会館(中ホール)、3月22~24日=東京グローブ座、3月29日=仙台楽楽楽(ららら)ホール、4月2・3日=北海道・札幌 道新ホール。
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