スギちゃんVSキンタロー。運命の直接対決!世代交代かける
2013年01月31日
毎年恒例のピン芸人日本一決定戦「R‐1ぐらんぷり2013」の決勝進出者発表会見が31日、都内で行われ、昨年の同大会をきっかけに大ブレイクしたスギちゃんと元AKB48・前田敦子のモノマネで人気急上昇中のキンタロー。が、そろってファイナリストに名を連ねた。さらに、決勝では同じブロックで運命の直接対決が実現することが決まった。スギちゃんが「世代交代はさせない」とにらみつけると、キンタロー。は「優勝します」と応戦した。
多忙の2人が決勝進出。スギちゃんは、昨年2位になったのがきっかけで一気に知名度を高め、バラエティ界を席巻。ワイルドネタで流行語大賞受賞者まで上り詰めた。しかし、ピン芸への姿勢は変わらず、今年も「R‐1」に参戦。自ら、キンタロー。との直接対決をワイルドに志願し「負ける気はしない」と絶対の自信をのぞかせた。
この日もスケジュールが詰まっており、会見を中座したスギちゃん。大口を叩いた一方で、去り際には「これで負けたら、絶対に仕事が減るな……」と苦笑い。勢いに勝るキンタロー。を倒して悲願の優勝を果たせるか。決勝では、どんなネタを披露するのかにも期待が高まる。
ワイルドな先輩に、彗星のごとく現れたモノマネ界の新星が挑む。昨年まで無名だったキンタロー。は、年末年始番組で披露した元AKB48・前田のモノマネなどが大ウケし、目下スギちゃんを脅かす存在。「テレビで見ていた(『R‐1』決勝の)舞台に私が立てるとは……」と感慨深げ。優勝賞金500万円を使って、「AKB48のセンターをつかみたい」と笑わせた。
決勝で司会を務める雨上がり決死隊の2人から「優勝したらえらいこと」と言われたが、キンタロー。にはすでに頂点のイメージがあるよう。優勝者には関西テレビ・フジテレビで冠番組を持てるが、「番組名は『キンキンキラキラ お悩み相談ワールド feat.AKB48』にする」と具体的に構想を明かし、「冠番組を楽しみにしてフライングゲット!」と意気込んだ。決勝には赤の勝負下着で挑むという。
第11回目となる「R‐1ぐらんぷり」。3684人がエントリーし、決勝に12人が勝ち上がった。決勝ネタ順に、岸学、三浦マイルド、ヤナギブソン、プラスマイナス岩橋(以上Aブロック)、ヒューマン中村、三遊亭こうもり、田上よしえ、桂三度(以上Bブロック)、キンタロー。、スギちゃん、アンドーひであき、雷ジャクソン高本(以上Cブロック)。各ブロックの勝者3人の最終決戦で、優勝者が決定する。関西テレビ・フジテレビ系で、2月12日午後7時から生中継。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。