たけし、漫才の進化に驚き「東京五輪とロンドン五輪ほど違う」
2012年12月17日
タレントのビートたけしが、16日にフジテレビ系で生中継された「THE MANZAI 2012」決勝大会を、大会最高顧問として見守った。昨年は都合により中座したが、今年は最初から最後まで熱い戦いを見つめ、漫才の進化に驚きを隠せなかった。
「全部すごい。順位をつけるのが可哀想になっちゃった」と大会を振り返った。「おいらがやっていた頃とは、スポーツで例えると、(1960年の)東京五輪と(今年の)ロンドン五輪くらい違う。100メートル走なら1秒くらいの差があるんじゃないかな」と、現役漫才師たちに最大級の賛辞を送った。
ファイナルラウンドまで残った3組(ハマカーン、千鳥、アルコ&ピース)については「千鳥とアルコ&ピースは頭の方でとちっちゃったかな。会場が笑い疲れた中で、ハマカーンの雰囲気がはまったね」と分析。自身は審査員は務めなかったが、納得のハマカーン優勝だったと話した。
たけしも、ツービートとして、かつての「THE MANZAI」からブレイクした経緯がある。大会形式となった新しい「THE MANZAI」はまだ2回目。昨年優勝のパンクブーブー、今年優勝したハマカーンの活躍はもちろん、来年以降もここをステップに多くの人気漫才師が誕生することが期待される。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。