姉ちゃんやったよ! 結成12年ハマカーン涙のV!
2012年12月17日
今年最も面白い漫才師を決める「THE MANZAI 2012」の決勝大会が16日、東京・台場のフジテレビから全国に生中継され、ハマカーンが優勝。参加1740組の頂点に立った。
結成12年のコンビが、「M‐1グランプリ」王者の笑い飯、NON STYLE、予選1位通過の千鳥らを撃破。タレント・神田うのの弟で、ツッコミの神田伸一郎は「審査員の方々から評価されたのが嬉しくて嬉しくて……」と号泣。ボケの浜谷健司は「(同じ事務所のHi‐Hiが昨年2位になり)次は俺らの番だと思っていた」と満面の笑みを見せた。
ハマカーンは、昨年も決勝に進出したが審査員票を1票しか得られず敗退。1年間でネタを大きく変え躍進した。予選大会を5位で通過、決勝でもAグループを勝ち抜くと、ファイナルラウンドでは審査員票9票中8票を集めた。大会最高顧問のビートたけしに「はまったね」と言わしめる完勝だった。
神田は「姉(うの)は、テレビで録画してくれている。昨年は敗退したと言ったら見てくれなかったけれど、今年は見てくれるはず」。浜谷のスーツは先輩コンビ・Take2の東貴博が用意してくれたもので「おかげさまで優勝できましたと報告したい」と笑顔で話した。
司会を務めたお笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之が「マネカーン(ハマカーンのマネージャーの愛称)の携帯が鳴り止みませんねん」とバラし、早くもブレイクの予感。優勝したことで、来年4月からのフジテレビ番組レギュラーが決定。さらに、浜谷は「出たい番組? 『(笑って)いいとも!』とか……」と夢を膨らませていた。日清食品のカップ緬20年分と年末ジャンボ宝くじ6000枚も手にした。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。