アイドルグループ・Berryz工房と℃‐uteが競演する、舞台「キャッツ・アイ」の公演が、東京・池袋のサンシャイン劇場で、22日から始まった。北条司原作の人気漫画が初舞台化。原作を知らない世代のベリキューから7人が、セクシー怪盗団キャッツアイやそれを追う警官、探偵らに扮しステージ狭しと躍動した。
ハロー!プロジェクトの劇団ゲキハロの第12回公演。キャッツアイの正体、美人3姉妹は、須藤茉麻、矢島舞美、萩原舞が演じる。須藤は厚めのメイクで大人の色気をアピール、矢島はワイヤーアクションで華麗に宙を舞い、萩原は胸下まであった髪をばっさりカットしショートヘアに。原作どおりのキャラクターを体現してみせた。
清水佐紀は警官役、熊井友理奈と中島早貴は探偵役で奮闘。菅谷梨沙子はキャッツアイに高級絵画を狙われるワケあり一家の娘を演じる。盗む側目線のAバージョンと盗まれる側目線のBバージョンの2つのストーリーを、日替わりで上演。ともにラストでは、かつて杏里が歌い大ヒットしたアニメ版主題歌「CAT'S EYE」のカバーを披露する。
23日には発表会見が行われ、矢島は「A、Bどちらの物語も、強く前に向かって生きていくというのがテーマ。舞台を見て、明日も頑張ろうと思ってもらえたら。観客のハートを盗みたい」と力強く話した。杏里も鑑賞に訪れ「本当に素晴らしい! 言うことなし」と大絶賛だった。9月30日まで同所で公演後、10月13、14日には大阪・シアターBRAVA!で上演される。