高いところ大好き石原さとみ、時計台てっぺんも余裕
2012年09月03日
女優の石原さとみがファッションブランド「組曲」(オンワード樫山)のイメージキャラクターに起用され、3日、都内で行われたCM発表会に出席した。CMでは時計台セットのてっぺんに大きなパラシュートをつけてひとり立ち、風に吹かれるという、高所恐怖症でなくともゾっとするショットに挑戦したが「高いところは大好き。楽しかった」と余裕の笑顔。より良い映像とするため「安全ベルトを外そうか?」と提案もしたほどで、それはさすがにスタッフが制止したと明かした。
石原はファッション広告に初出演。ブランド創設20周年で、10年ぶりにCMを中心としたクロスメディア展開を行う組曲の7代目イメージキャラクターを担う。「ファッションブランドのキャラクターは憧れだったんです。それが組曲だなんて! マネジャーとハイタッチしちゃった」と嬉々として話した。石原自身も、90年代に今井美樹が出演した組曲の広告が強く印象に残っていると言う。「今回も記憶に残る作品になれば。今の小中校生が見て、何年か後に『すごく印象的でした』って言われたら…… 泣けてくる」と夢を膨らませた。
CMは、広告をはじめ映画や舞台美術まで多岐にわたり活躍するクリエイターの森本千絵氏が演出した幻想的な世界感に、組曲の今年秋冬モデルのイメージを凝縮。大ヒット中の長編アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」の劇伴などで知られる高木正勝氏のメロディーが彩る。9月10日より放送開始。「こうして作品ができて、今、心からキレイになりたいと思う。これから一緒に進化していけたら」と話していた。
ヒロイン役で出演しているフジテレビ系月9ドラマ「リッチマン、プアウーマン」もいよいよ佳境。「あと撮影も1週間ほど。作品が終わってしまう寂しさがある。月9ラブストーリーとして、期待に沿えるエンディングになっています」とアピールしていた。
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