ふたりっ子から15年 三倉茉奈、濡れ場解禁! 昼ドラで脱清純派
2012年08月22日
NHK朝ドラ「ふたりっ子」でのデビューから15年、26歳になった女優・三倉茉奈が濡れ場を解禁する。9月スタートの東海テレビ・フジテレビ系昼ドラ「赤い糸の女」に主演。昼ドラならではのドロドロ愛憎劇で、キスシーンやベッドシーンなどを初披露する。22日、都内で行われた発表会見で、脱清純派への思いを「子役時代からこれまで、娘や妹、孫のように見ていただいていた方にはショックかもしれない。でも、女優としてどうしてもこの役がやりたかった。見守ってほしい」と熱っぽく話した。
これまで双子の妹・佳奈とともに愛らしいキャラクターでお茶の間を笑顔にしてきたが、ひとりの大人の女優“三倉茉奈”として新境地に挑む。「赤い糸の女」は、「真珠夫人」「牡丹と薔薇」「さくら心中」を生んだドロドロ系昼ドラの第一人者・中島丈博氏の原作・脚本最新作。強烈なシーンの連続に、三倉は「少し悩んだけれど、女優をやっていくにあたり色んな挑戦がしたかった。腹をくくって演じています」とキッパリ。また「実は『牡丹と薔薇』の大ファン」と明かした。
「今までご縁がなかった」というラブシーンにも果敢に挑戦。堂々こなし「感想? 自然でしたよ。違和感なくできた」と振り返った。劇中の印象的な場面やセリフを聞かれると「たくさんありすぎる……」と苦笑い。「私の体でボロ儲けするんじゃないわよ!」と過激セリフを披露してみせ、「ドロドロにもだんだん慣れてきた」「つい先日は、殴られてベッドに叩きつけられて、1万円札を投げつけられるシーンを撮影しました」と笑わせた。
愛、性、美貌、金など、人間の欲望がこれでもかと入り乱れるドラマ。三倉は美容整形外科クリニックの娘役。奥村佳恵と上野なつひ演じる美女ルームメイト2人との関係をめぐり、やがて恋人や親たちもを巻き込んだ複雑な物語が展開される。華やかな都会と過疎が進む地方を舞台に、現代日本社会が抱える負の部分をあぶり出す。
三倉演じる主人公の父役で石田純一が6年ぶりに連ドラに出演する。かつてのトレンディドラマ常連俳優は「これまで茉奈ちゃんとは正反対でラブシーンが多くてセリフが少なかったけれど、今回はガンガンしゃべっていて死にそう」と冗談めかしていた。9月3日より毎週月~金曜午後13時30分放送。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。