豪州生まれ忽那汐里姫は天真爛漫、七夕の願い「モロッコ行きたい」

　女優の菊川怜、忽那汐里、宮崎香蓮が5日、都内で行われたWEBドラマシリーズ「otogi★story」発表会見に浴衣姿でそろった。おとぎ話を映像化するシリーズで、かぐやひめ役の忽那は劇中で十二単姿も披露する。豪州育ちの19歳、日本伝統衣装を「重くて……高度が技術が必要だった」と振り返り、2日後の七夕に向け短冊に「モロッコに行きたいな」と完全プライベートな願いを込めるなど、天真爛漫だった。

　忽那は帰国子女とあってまだ七夕の由来をよく理解できていないようで、“織姫と彦星”が話題にあがってもキョトン。菊川に説明されようやく合点いき、「彦星はいるの？」と恋愛ネタにもっていこうとするレポーターに「いません！」とキッパリ答えて笑わせた。

　菊川の七夕の願いは「早く朝顔が咲きますように」。今週から朝の情報番組「とくダネ！」（フジテレビ系）の新キャスターを任され「ちゃんと立派な“朝の顔”を咲かせないと」と気合い。18歳現役早大生の宮崎は「世界の子ども達の夢が大きく広がりますように」と記した。

　3人が所属する芸能事務所オスカープロモーションが制作する「otogi★story」。日本古来のおとぎ話を実写、CG、アニメーションを融合させ映像化していく。オスカーの俳優たちが出演。語り部役（ストーリーテラー）を菊川、第1弾作品「かぐやひめ」主演を忽那、第2弾作品「つるのおんがえし」主演を宮崎が務める。子ども達にはもちろん、菊川は「ぜひ大人の方も見て」とアピールしていた。NTTドコモのスマートフォンなどに向け、7月5日より「かぐやひめ」の配信が開始。7月中旬に「つるのおんがえし」、以降も制作される。視聴無料。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。