女優・尾野真千子が2日、神奈川県内で行われたTBS系新連続ドラマ「サマーレスキュー ~天空の診療所~」(7月8日より日曜午後9時)の発表会見に出席。山岳医療ドラマで、撮影も標高2000メートル弱という高所で行われているが、尾野は余裕。「ロケは大好きなんです。なかでも実家が山奥だったので、似た環境なのが嬉しい。気持ちよく楽しんでます」と笑顔が弾けた。
尾野は、奈良県吉野郡で生まれ育った、まさに生まれながらの“山ガール”とあって、山での撮影は大歓迎。主演の向井理が「天気の移り変わりが激しくて、夜は寒い。体調管理が難しい」とこぼし、共演の笹野高史からは「女性はトイレが問題だよね」と心配される悪条件もなんのその。山を通じ、命、医療のあり方を問うドラマに「山の美しさ、楽しさ、厳しさ、そして命の大切さが伝われば」と気合いを込めた。
ドラマは、標高2500メートル超という厳しい環境に実在する小さな診療所をモデルに、診療所とそれに隣接する山荘を舞台に繰り広げられるひと夏の群像劇。尾野は山荘の娘役。大病院で看護師として働いていたが、ある事件をきっかけに山に戻り、夏の間だけ山の診療所に赴任してきた向井演じる主人公の若き医師と出会う。意見の違いから、2人は反発し合うが……。
笹野が山荘の主人役。ほか、診療所の責任者役で時任三郎、看護師役で小池栄子、その娘役で子役の本田望結らが共演。本田は「家政婦のミタ」以来となる地上波ゴールデンタイム連ドラ出演で、フジテレビ系「ビューティフルレイン」に主演する芦田愛菜との天才子役同士の“日9枠”対決にも注目が集まる。初回は15分拡大放送。