俳優の豊川悦司と子役の芦田愛菜がW主演する、フジテレビ系新連続ドラマ「ビューティフルレイン」(7月1日より日曜午後9時)の第1話試写会が28日、都内で行われ、主演2人が舞台挨拶を行った。「マルモのおきて」以来、約1年ぶりに“フジ日9枠”に登場する芦田は「ドラマを見て、月曜日からの学校やお仕事を笑顔で頑張ろうと思ってもらえたら」と元気いっぱいにアピールした。
芦田に続き、豊川も「日曜9時にふさわしいドラマを作ろうとみんなで頑張っています」。難病を抱えたシングルファーザーと幼い娘の感動ストーリーで、豊川は「日曜9時が、みなさんがもう一度、家族の絆がどういうものかを考える時間となれば」と力を込めた。芦田は「病気に親子2人が立ち向かう姿を応援してください」。
仲良く手をつなぎ、まるで本当の父娘のような2人。豊川は「思い出を全部の記憶にとどめておきたいくらい、愛菜ちゃんといる時間は宝石のよう」とデレデレで、愛娘を「ベッピン。タイプの顔なんです」と持ち上げた。芦田も「肩車をしてもらうシーンがあったんですけれど、すごく高くって。降りるときは、ジェットコースターのてっぺんからビューンって降りるみたいだった!」と、パパ自慢は止まらなかった。
下町の金属加工工場で働く腕利きの職人・木下圭介(豊川)は、家庭では小学2年生の娘・美雨(芦田)と2人仲良く暮らす日々。しかしある頃から、物忘れが激しくなるなど、体調に異変を感じるようになり、医師から「若年性アルツハイマー病」と診断される。突然ふりかかった困難を、父と娘が2人3脚で乗り越えていく……という物語。初回は30分拡大。