女優・多部未華子が主演するTBS系新連続ドラマ「浪花少年探偵団」(7月2日より月曜午後8時)の発表会見が20日、都内で行われた。すでにクランクアップ済み。小学校教師役を演じた多部は「子どもが苦手で(イン前は)どうしたらいいかと。でも、撮影最終日にはみんな愛おしくて……。初めて子どもがかわいいと思った」と振り返った。
ドラマは、人気作家・東野圭吾がキャリアの初期に発表したシリーズが原作で、大阪を舞台にしたミステリー。小学校の熱血女性教師・しのぶとその生徒たちが、殺人、偽札、誘拐など様々な難事件を解決に導いていく。多部がしのぶ役。生徒役はお笑いコンビ「まえだまえだ」、濱田龍臣、高橋晃ら。
まえだまえだ・前田航基から“べーやん”とあだ名をつけられるほど、多部は撮影を通じすっかり子どもたちと仲良くなったよう。7月7日の七夕を前に短冊に願いを記し「素敵な出逢いがありますように」。子どもたちとの交流に感化されたもので、「またこんな出逢いがあればという意味を込めた」と笑顔で話した。多部演じるしのぶ先生は、大人たちをも魅了。プロデューサーや演出家も「恋してしまった」と笑わせた。
しのぶに一目惚れする大阪府警の若手刑事役に小池徹平。地元・大阪のドラマを小池は「元気になれる作品」とアピール。東京出身・多部の関西弁に「完璧です」と太鼓判を押していた。松坂慶子、斉藤由貴が大阪のおばちゃんに扮するのも見どころ。ほか山本耕史、木村文乃、温水洋一、段田安則、小日向文世らに加え、毎回ゲストが登場する。会見前にはキャストらが赤坂の乃木神社でヒット祈願を行った。初回7月2日は午後7時からの2時間スペシャル。